岸田文雄首相は9月17日、高度な外国人材の世界的な獲得競争をめぐり、「世界の状況を見る限り、まだまだ日本は足りない。もっと努力をしなければいけない」と述べ、法整備を検討していることを、視察中の福島県内で記者団に語りました。
首相は「いま、世界各国が優秀な外国人材を取り込むための人材の獲得競争でしのぎを削っている。人材獲得競争の時代を迎えている。」と強調しました。さらに首相は「より魅力的な生活環境もあわせて用意しないと優秀な人材が集まってこない。医療や教育、社会の雰囲気も含めて、質の高い魅力的な生活環境をつくっていくことも考えなければいけない」とし、法整備を含めた制度改正と生活環境の充実を並行して進めていく考えを示しています。
このニュースについて、ネット上では「順番違う。日本人を育てる政策はないの?」「日本の若者は才能があるのに政府がダメにしてるんだよ‼︎」などと、岸田総理の考えに批判的な声が多く見られました。
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