テレビユー山形によりますと、山形県鶴岡市の男性70代が自分で釣ったフグを食べ、食中毒になっていたことが明らかになりました。
またフグによる食中毒が山形県内で確認されたのはおおよそ3年ぶり。
事件詳細を見ていきますと、
市内の海で釣ったフグを煮つけにして友人2人と食べたところ、吐き気やめまい、口と手足にしびれなどの症状あり、
男性が入院した医療機関からの連絡で庄内保健所が調べたところ、フグによる食中毒だと判明。
男性は回復しており、12日に退院したとのこと。
男性はフグの調理資格を持っておらず、
卵巣を白子と誤って食べた可能性
があるとしています。
また県内ではフグの毒は加熱や水にさらしても消えず、毒がある部位もフグの種類によって違うため、資格を持たない人は調理しないよう呼びかけています。
更にネットユーザーの声によりますと、昔にフグの調理師免許を取っている場合だと
《近年毒の有無の見分けのつかないハイブリッドフグなんかもいる様で昔免許を習得した人はハイブリッドフグの見分けも分からない。》
という危険性がある場合があると指摘しています。
【ハイブリットフグとは】
いわゆる雑種フグと呼ばれる部類のようで、地球温暖化が原因で出てきたとされるフグでは、ないかといわれており
近年フグ業者やフグ免許を持っているものでも躊躇する物のようで、
フグ料理屋のブログでも、有毒部位がはっきりしがたいとのことで、海洋系大学の研究所に研究を依頼するなどしているほどです。
またフグの専門家によりますと、
「まずは各自治体が調理資格をしっかりと見直すべきだ。それでもフグの食中毒が頻発するようならば、調理資格を国家資格にする検討も必要になるのではないか」
と話しております。
※フグは免許、内臓処理なども法律上決められているほど、危険なため決して素人がさばいて食べないようにしてください※
フグの資格は一生使えるとのことですが、現在は地球温暖化の影響により有毒の部位がわからない種も出できておりますので、充分に注意してください。
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