“ゴリ推し女優”
これは、芸能プロダクションがその影響力を使って、映画やドラマにキャスティングした新人女優のことを指します。
この言葉の“産みの親”と言えば、米倉涼子や上戸彩が所属する大手事務所「オスカープロモーション」です。
また、EXILEのTAKAHIROと結婚した武井咲や、ファッション通販サイト「ZOZO」の前澤友作氏と交際中の剛力彩芽もかつては“ごり推し女優”と言われていた時期がありました。
芸能界は売れたモン勝ち!
現在では米倉涼子や上戸彩の二人ともは知名度抜群で、主役クラスで起用されるのが当たり前となりました。
そんなオスカーが現在猛プッシュしている新人女優とは、一体誰なのでしょうか。
現在目立っているのは、米倉涼子主演の人気ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」に出演している宮本茉由です。
新人がいきなり人気ドラマに抜擢されているが、お手本のような米倉のバーターであることは言うまでもありませんね。
同作では、大手法律事務所の代表弁護士である天馬壮一郎(小日向文世)の秘書の中沢淳美を演じ、第2話では、小日向から赤ワインをかけられるシーンもありました。
また、テレビ朝日が運営するエンタメサイト「テレ朝POST」では、宮本茉由を特集していました。
「本作で華々しい女優デビューを飾った」
「NGが許されない緊迫感漂うシーンに、女優デビュー作で挑むことになった」
「新人女優とは思えない度胸のよさを発揮し、見事に一発OKを決めた」
しかし、現場関係者によると、「頭からワインをかけられただけで、驚異の新人女優みたいな扱いになっているのはどうかと思います(笑)。ワインをかけられている間にセリフがあったり、別の演技をしていたのなら別ですけど、ただ突っ立っているだけですからね。彼女は新人と言うことでセリフも極端に少ない。まだまだ駆け出し中の駆け出しですよ」と笑いながら語っていました。
スポーツ紙記者によると、「『リーガルV』と『ドクターX』に主演する米倉さんはテレ朝にとって“神”。当然、オスカーのテレ朝に対する影響力は凄まじく、もっかバーターの嵐ですよ。宮本さんに加えて、内藤理沙、田中道子は“ゴリ推し三姉妹”と呼ばれています」とのことです。
オスカーは、その社内の体制変化によって、2017年から社員が続々と離脱していることが分かりました。
その原因に関して、関係者によると、「古賀誠一社長の後継者として娘婿の男性が仕切り出してからおかしくなりましたね。彼は別の業界から芸能ビジネスに参入してきたクチ。結果至上主義で、現場にはとにかく『3年以内に米倉、上戸クラスの新人を育てろ!』と指示しています。自身が社長になった時のことを考えているのでしょう。現場マネージャーは『絶対無理!』とあきれ返っていますよ」と話していました。
“ゴリ推し”―、今後も続きそうです。