れいわ新選組の山本太郎代表が5日、国会内で会見を行い、8月末に兵庫県で道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された姉・山本利華容疑者について言及しました。
事件があったのは8月29日午後8時すぎ、兵庫県西宮市の細い市道で、1台の車が目の前で止まったバイクに追突。閑静な住宅街には大きな衝撃音が響き、近くに居た目撃者がすぐに110番を入れました。現場に来た警察署員は一通り事情を聴くと、車を運転していた女性の息から基準を超えたアルコールが検知されたのを確認。
事故から1時間余りが経った頃、女性を道交法違反の酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕しました。その女性は山本代表の実の姉だったのです。山本氏は8月30日、自身の公式ツイッターでこの事件に触れ、謝罪のコメントを発表していました。
姉弟の起こしたことを謝罪することに賛否が集まっていたが、「60前の姉弟が何かやらかしてそれを50前の身内が謝るという不思議な構図ですよね。ただ、自分の身内のことも心配だし、何よりも被害に遭われた方も心配です」
「政治の中に身を置いて、飲酒運転をこの世から根絶したいと思っているひとりの周辺で起こったことは、自分のこととして受け止める必要があるという思いでした」と謝罪の意味を説明していました。逮捕の知らせを受け、姉に電話をしたという山本愛代表。「深く反省していました」とやりとりを明かしたのでした。
「母代わりもやってくれた姉。先方もこちらも心のどこかでは思っている関係」と明かした山本代表。内容的には反省をして今後やらなければ…という思いになりますが、身内の行いも自身の政治に影響しそうですね。
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