女優の戸田恵子さんは、アンパンマンなどの人気声優として大勢の人に知られています。1957年生まれの戸田さんは今還暦を過ぎても、舞台などの仕事も続いて多忙な毎日を過ごしています。先日、戸田さんは健康管理やコロナ禍で仕事の変化について語りました。
60歳を過ぎてから声が2回も出なくなったエピソードを教えてくれました。もともと体力には自信があった戸田さんは、「それはちょっと自分でも予想できないことで、いろいろと不調は出てきているんだと思います。今まで頑張れたことが頑張れない」と述べました。
また、「長い芸能生活、大きな病気やけがなどの経験はありますか」と聞かれたら、「大きなけがはないですが、舞台をやっているので小さな骨折とか地味な打撲の経験はあります。2014年には脳動脈瘤の手術を受けて入院しましたが、その1回の手術だけで終わりということで、療養の必要もありませんでした」と返答。
戸田恵子さんは、NHK名古屋放送児童劇団に小学5年生から在籍し、『中学生群像』の子役出演で女優デビュー。1979年に『機動戦士ガンダム』のマチルダ・アジャン役で本格的に声優としての活動をスタート。『キャッツ・アイ』の瞳、『きかんしゃトーマス』のトーマス、『それいけ!アンパンマン』のアンパンマンなどの声で人気が高くなりました。アニメの他にも洋画の吹き替えで声出演しています。
ネット上で「やはり役者さんは声も体も大切なお仕事ですので健康管理を徹底されてるんだなと思いました」「アンパンマンを演じる戸田さんの声も大分変っている」「生活そのものを見直す必要がある」などの声が上がっています。
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