原作は漫画!人気映画を紹介
最近は、漫画作品を原作とした映画が増えてきましたよね!
評価が分かれがちな実写化ですがキャストの熱演ぶりや、CGを駆使してた作品など見ごたえのある作品が多いのも事実ではないでしょうか。
今回は“成功した作品”と呼び声の高い面白い漫画実写化映画を紹介します!
僕の初恋を君に捧ぐ
松本潤と榮倉奈々を主演に迎え実写化された『僕は妹に恋をする』の原作者として知られる青木琴美が、前述作品の次にスピンオフ作品として連載を開始した『僕の初恋をキミに捧ぐ』。 幼少期から心臓病を患ってる垣野内逞を岡田将生さんが、医者の娘で幼馴染の種田繭を井上真央さんが演じました。 20歳まで生きられない運命を背負った逞と、彼を必死に支える繭の姿に涙腺が大爆発しちゃいます・・・。
ヒメアノ~ル
古谷実の『ヒメアノ~ル』は週刊ヤングマガジンで連載され、内容の過激さで話題になった作品です。
映画初単独主演となるV6・森田剛さんが凄まじい怪演を見せたほか、濱田岳さんやムロツヨシさん、佐津川愛美さんら個性派キャストが集結しています。
前半はビル清掃会社のパートタイマーの青年・岡田と同僚の安藤、安藤が恋するカフェ店員・ユカのコミカルな日々が描かれます。後半はユカのストーカーの森田が登場し、欲望のまま殺人を重ねるシリアルキラーの闇が描かれ、日常と狂気が交錯する物語が綴られました。 映画では独自のラストを用意したのに伴って一部設定が改変されているため、原作との違いを楽しみつつ鑑賞するのもおすすめです。
とにかく森田剛さんが怖い!!!
ピンポン
週刊ビッグコミックスピリッツで連載された『ピンポン』は、神奈川県藤沢市を舞台とした松本大洋による青春卓球漫画です。
CGなどを駆使したデジタル映像製作の第一人者・曽利文彦監督により、世界最速のスポーツである卓球が臨場感豊かに描かれました。
片瀬高校卓球部所属のペコとスマイルは幼馴染みで、勝負ではいつもペコが優位だったものの、顧問が目を付けたのはスマイルでした。ペコは熱血指導を受けた彼に追い越され始め、一度は卓球を諦めるのですが、再起を図るため猛特訓に挑みます。 主演の窪塚洋介さん、ARATAさん(現在では井浦新に改名)らが演じる大迫力の卓球シーンのほか、ライバルたちの友情や原作にないコミカルなシーンも見どころです。
映画見た後には卓球がやりたくなちゃうかも!?
寄生獣
岩崎均の『寄生獣』は、1990年代に一世を風靡し世界的なヒットを記録しました。
『永遠の0』の山崎貴が監督を務め、実力派俳優・染谷将太さん主演で映画化された第1作目です。 地球に突然出現した、人間を捕食する寄生生物「パラサイト」。そのうちの1匹がごく平凡な高校生・泉新一に寄生するも脳の乗っ取りに失敗し、彼の右手に宿ることになります。新一はこのパラサイトを”ミギー”と呼び、奇妙な共闘関係を築きながら過酷な戦いに身を投じるのです。 公開前から原作ファンの期待度は高く、映画独自の設定については賛否を呼んだ様子。その一方で、出演キャストの熱演と、VFX(CGや合成処理などの特殊視覚効果)によるパラサイトの演出が高い評価を得ています。
海外でも話題になった実写版映画です。
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俺物語‼
『高校デビュー』や『青空エール』などで知られる漫画家・河原和音による作品『俺物語!!』。
2012年から2016年まで別冊マーガレットで掲載され映画は2015年に公開されました。
迫力のある体に太い眉毛と伸びたもみあげ。本作の主人公・剛田猛男は心優しい青年ですが、女子からの人気はあまりありません。そんな中、猛男を好きだという美少女・大和凛子と距離が近づき2人は晴れてカップルになります。 せっかく結ばれた2人でしたが、お互い恋愛に不器用なため空回りしがち。観ていてほっこりするハートフルラブストーリーをユーモアをまじえて描きます。
主人公「剛田猛男」を演じる俳優の鈴木亮平さんがすごい!
モテキ
2010年にTVドラマ化もされた、イブニングで連載された久保ミツロウの『モテキ』を、原作者書下ろしのオリジナルストーリーで実写映画化!
監督はドラマの演出を手掛けた大根仁、主演は引き続き森山未來さんが務め、原作のその後を舞台に新たな騒動が描かれました。
派遣会社を退社し、ニュースサイトのライターとして働き始めた三十路目前の冴えない男・幸雄に、突然”第2のモテキ”が到来!?幸雄が真実の愛を求めて奔走する不器用な青春が、J-POPの名曲や随所に散りばめられたサブカルネタと共に綴られます。 映画の効果もあってか、原作の累計発行部数は2011年9月時点で180万部を突破し、連載終了後に発行部数を伸ばした近年では珍しいタイトルです。
ヒロインが美女揃いで、長澤まさみさん、麻生久美子さん、仲里依紗さん、真木よう子さんが出演しています。
アイアムアヒーロー
花沢健吾による『アイアムアヒーロー』は、ビッグコミックスピリッツで連載された、謎の感染症による日常の崩壊を描くゾンビ漫画です。
第58回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した人気作が、大泉洋さん主演、長澤まさみさんや有村架純さんらの共演で実写映画化されました。
舞台は謎の感染症によって「ZQN」というゾンビが大量発生した日本。冴えない漫画家アシスタント・鈴木英雄は、偶然出会った女子高校生の比呂美を守ることを決意します。元看護師の藪も仲間に加え、決死のサバイバルに挑む様が迫力のバイオレンスアクションと共に描かれました。 臨場感とスリルが溢れる展開はもちろん、ZQNのビジュアルやVFXによる演出も見どころ。第36回ポルト国際映画祭ほか、海外の映画祭でも評価を得た作品です。
ALWAYS 三丁目の夕日
西岸良平の『三丁目の夕日』は、ビッグコミックオリジナルで連載され、1981年には小学館漫画賞を受賞しました。
中学校国語の教科書にも掲載された今作が、主演に実力派俳優・吉岡秀隆さん、堤真一さんや薬師丸ひろ子さんらを迎えて実写映画化された第1作目です。
時は昭和30年、東京下町の夕日町三丁目で暮らす鈴木一家に、集団就職で上京してきた六子が住み込みで働き始めます。一方、向かいで駄菓子屋を営む茶川竜之介は、一杯飲み屋のおかみに預けられた身寄りのない少年・淳之介の面倒を見ることになるのですが・・。 山崎貴監督が得意のVFXを駆使して当時の風景を丁寧に再現し、興行収入は32.
3億円を記録。第29回アカデミー賞において、12部門で最優秀賞を獲得するなど高い評価を得ました。
家族愛に笑ったり、心が温かくなったり、涙が止まらなくなったり・・。とてもいい映画です。
海街diary
漫画家・吉田秋生による代表作『海街diary』を、『そして父になる』などで知られる是枝裕和監督によって実写映画化。
鎌倉で暮らしていた3姉妹の元に、離婚がきっかけで家を出て行った父の訃報が届きます。そんな父の葬儀で・異母妹である中学1年生の浅野すずに出会います。3姉妹の少女・幸(さち)の提案ですずは鎌倉にお世話になるようになるのでした。 本作は2016年に開催された日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞。物語の中心となる姉妹を綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、そして広瀬すずさんが演じ、彼女たちの演技力も高く評価された作品です。
繕い裁つ人
2009年から2015年まで連載されていた池辺葵による漫画『繕い裁つ人』。
漫画が完結した2015年に中谷美紀さんを主演に迎え映画化されました。 監督は『しあわせのパン』で知られる三島有紀子です。静かで丁寧な描写を得意としており、本作も監督の特技が生かされた映画となりました。 主人公の南市江は祖母が立ち上げた洋裁屋を継ぎ2代目店主として洋服と向き合います。時の流れにもまれながらも、洋服に愛情を持ち丁寧に扱う姿は印象的です。
まとめ
どうでしたか?
原作ファンからしてみれば、漫画を実写化するというのは抵抗があるかもしれませんが・・・。
実写化され大当たりした映画も結構あるんですね。