ドラマ科捜研の女シリーズにも出演し、現在も活躍し続ける実力派女優の若村麻由美が都内のホテルで記者会見を開き、宗教団体「釈尊会」会長の小野兼弘氏との結婚を発表したことやその結婚に至るまでの経緯が再度注目を集めています。
2人は2003年9月に極秘入籍し、それが一部週刊誌でスクープされ、その5カ月遅れでの結婚報告会見が行われました。岡山県に本部を置く釈尊会は、信者の数は約1万人で、バツ2という小野氏はスキンヘッドに体重150キロといわれる巨漢でした。
結婚発表から遡ること5年、釈尊会には俳優の渡辺謙夫妻も揃って入信し、熱心な信者として活動していたのだが、01年、夫人による離婚裁判が勃発しました。裁判の口頭弁論に立った小野氏が「夫人に4億5000万円を貸した」と証言し、残り4100万円の返済が滞っている、と暴露したことがさらなる火種となりました。
さらに、裁判で夫人が離婚原因として挙げたのが渡辺の不貞だったのですが、その相手の一人として法廷で名指しされたのが若村だったことで、連日、芸能マスコミがこの話題を取り上げるなど大騒ぎになりました。
裁判で渡辺の不貞相手と名指しされた若村と、渡辺夫妻の大口債権者だった小野会長という衝撃的な取り合わせによる電撃結婚で、会見に和服姿で登場した若村は、結婚を決めた理由について、「見た目のタイプではなく、何より人柄に惹かれました。大きく包み込まれている感覚です」と言って目を輝かせていました。結婚会見では「夫の栄養面なども気遣うつもり」と発言していたが、そんな小野氏が肝不全のため、2007年4月18日に突然、帰らぬ人となっています。
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