地球上の世界記録保持者が終結する『世界陸上』。
およそ1週間にわたって行われる競技の数々は毎年TBSが独占放送しているのですが、番組のメインキャスターは1997年から13回にわたり俳優の織田裕二が勤めています。
織田が起用された当初は、「ただの俳優にキャスターが務まるのか」「台本が無いとダメだろ」など不安の声が上がっていたそうなのですが、今やお馴染みである『地球に生まれて良かった~!』などの〝迷言〟が飛び出し、投てき系など派手さに欠ける競技も織田の歓喜や落胆の表情で絵映えすると評判に。いつしか〝世界陸上=織田〟というイメージが定着したほどです。
しかし、そんな織田は今年限りで世界陸上を引退すると表明しています。「若い人に好かれるようにジャニーズタレントを起用する」や「3000万円と予想される織田の出演料の高さが原因」などのウワサが飛び交っていますが、
実際の降板理由は意外なことだそうです。
スポーツ紙記者によると、織田は重度の”アトピー性皮膚炎”を患っており、メディアに出演する際は褐色のドーランを塗って炎症を隠しているそうです。日常でも手袋をして就寝したり、野菜中心の食事を採るなどして症状を緩和させるよう努力している様子。
世界陸上は毎年夏季に開催され、海外から生中継で行われるため時差もあり10日間通しの出演はかなり負担が大きいと思われます。
今回の降板も、織田サイドが体力の限界として申し出たのではないかと言われているのです。
他にもアトピー性皮膚炎を患う芸能人は数多く、その中でも木村文乃はアトピーの重症化で1年以上休業したことさえあるそうです。
そんな難病を患いながらも今回最後の世界陸上のキャスターを務める織田を応援したいですね。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]