『DREAMS COME TRUE』(ドリカム)が、7月7日にニューシングル『羽を持つ恋人』をリリースしたのですが、過去作品に比べ売り上げが伸び悩んでいるようです。
この’曲は、俳優・香川照之プロデュースの昆虫アニメ『インセクトランド』(NHK)の主題歌に起用されているものです。
楽曲の歌詞の他に「キャラクター紹介」「ぬりえ」「まちがいさがし」などのコンテンツが収録された〝プレイブック仕様〟のCDパッケージ仕様となっており、かなり工夫が凝らされています。
しかし肝心の売り上げは残念な結果に。
『オリコン』の7月4日から10日分を集計した『週間シングルランキング』では、初登場14位で、過去に比べると寂しい結果に。現在は音楽配信サービスが主流になっており、CDはあまり売れない時代ですが、CD推定売上枚数も2627枚と低く、同じく初登場の元NMB48メンバーである白間美瑠の『Shine Bright』が13位だったのです。
一方、同じ時期に活躍していた『Mr.
Children』は、5月11日に同時発売されたベストアルバム『Mr.Children 2015-2021&NOW』が約19万3千枚、『Mr.
Children 2011-2015』が約18万枚という驚異的な売上げを叩き出しているのです。また、サブスクを批判した山下達郎も、ニューアルバム『SOFTLY』の初週売上げは約15万枚と好調です。大物アーティストの中でも今の時代になり人気の度合いがハッキリ分かれてしまっています。
またドリカムは、YouTubeにも力を入れているのですが、知名度や盛り上がりはイマイチです。
YouTubeチャンネルではライブ映像、オフィシャルMVなどが投稿されているのですが、再生回数は平均数万回程度。
ベースの中村正人は昨年自身のブログで、CDが売れないことを嘆いていたのです。ドリカムが今後再起する時代は来るのでしょうか。
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