お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)が31日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」に出演。小学校であだ名ではなく“さん付け”で呼び合うように指導が行われていることに持論を展開したところ、ネット上でも白熱の議論となっているようです。
クラスメートを「あだ名」で呼んだり「呼び捨て」にしたりせずに、「さん付け」するように指導する小学校が増えているという昨今。身体的特徴を揶揄するようなあだ名は、いじめにつながるケースがあるからだといいます。
ただし、さん付けは円滑なコミュニケーションを阻むおそれもあり、世間からは様々な意見が上がっている現状です。番組では、小学校で“さん付け”指導が広がっていることを伝え、さらに「呼び捨てをしなくなると後にキツイ言葉が続かなくなった」「“さん付け”をするようになって言葉遣いが柔らかく優しくなった」といった現場の教師の声も紹介。
これに加藤は首をかしげながら、「間違ってはいけないのは、あだ名というものがダメなんじゃなくて、相手が嫌がるあだ名というものがダメ。」「ここを分けないと、平たくしてしまうと良いものも潰してしまう部分があるなと僕は思う」と持論を展開したのでした。
「あだ名ってコミュニケーションだと思うから、一律にしてしまうとコミュニケーションって薄まると思うんですよ」「色んな考え方の人がいるから会話をどんどん進めていくっていう」(スポニチ引用)と述べた加藤。児童同士の呼び方について、文科省では指導はしていませんが、「あだ名にはプラスとマイナスの両面がある。相手をどう呼ぶかは、相手がどう受け止めるのかに尽きる」という声もあるようです。
「さん付け」であっても、冷やかしやからかいはあります。そのため賛否両論になるのは仕方ないでしょうね…。
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