モデルのアンミカさんがバラエティー番組で「白って200色あんねん」と言い放ったこの言葉が注目を浴びています。
この一言は去年夏頃に放送された「人志松本の酒のツマミになる話」というバラエティー番組で、白いタオルを褒めるときに発したコメントです。放送から約半年経った今春にネット上で話題になり、一部では「流行語大賞狙える」とまでも言われています。「言葉からにじみ出る圧倒的なポジティブ思考」が注目された要因だといいます。
同番組では、酒のツマミになれば何をしゃべってもOKという企画で、出演者がお酒を嗜みながら語り合う番組です。
この日の放送では、松本さん、千鳥、ジャングルポケット・斉藤慎二さん、歌手・清水翔太さん、モデル・土屋アンナさん、そしてアンミカさんが出演しました。番組中、「鼻につかない程度の自慢話」がテーマになりました。
松本さん：「猫に威嚇されても怖くない」
土屋さん：「熱いものが平気」
大悟さん：「海面の輝きを見分ける力がある」
斉藤さん：「身体のターンがうまい」
など、出演者個々の自慢話がされる中、アンミカさんは「ホンマは、ものすごいキツいこと言ってるように見えんねやろうけど、物事を悪く言うの苦手やねん」「ちっちゃい物のいいところを、コップ1個でも、タオル1個でも、探すのが好き」と語りました。
これに対して、「そのタオルも褒めれます？」と手元の白いタオルを褒めるよう要求するとアンミカさんは「白って200色あんねん」と一言言い放ちました。
これに出演者たちは大爆笑し、「オモロっ」「心打たれた」とコメントしました。
続けてアンミカさんは、「この凹凸感が汚れを綺麗に取りつつ、黄みがかってるタオルやったら、黄色いからパッと手を拭くときに『手の色ちょっと汚かったちゃうん？』と思うのが、ブルーがかってる綺麗な白よ、200色の中でも。だからこう、手にした瞬間に、手も綺麗に乱反射で見える。汚れもしっかり取れる。それでいて毛同士もしっかりと絡まる。毛羽立ちが程良いから、畳んだ時も綺麗に畳める。使えんな、この子」といい、番組を盛り上げました。
「通販番組の女王」とも呼ばれるアンミカさんの話術に、「天職や」「これ褒めてくださいって言われた瞬間に、1秒かからずに『白って200種類あんねん』がすごい」と出演者は感心していました。視聴者からも「めちゃくちゃ笑った」「爆笑しすぎてお腹痛い」などの多数のコメントが寄せられました。
SNSでは、「白い物」が話題ランキングにのぼり、「白って200色あんねん」のタグが頻繁に見られます。「〇〇って○○種類あんねん」のように、アレンジバージョンを作ってつぶやく人も続出しています。
この流行を受け、ネット上では「就活の面接でこういう受け答え出来たら完璧だろうなあ」「こんな対応できる営業マンになりたい」とアンミカさんの話術に憧れるというコメントや、「流行語大賞狙えるレベル」「令和のバラエティ史に残すべき」と高く評価する声が寄せられました。
しかも驚くべきは「リアルタイム視聴」をした視聴者が自慢する声が多くあり、アンミカさんのトークシーンが「歴史的瞬間」のような扱いを受けているという点です。
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