マスクの着用が日常化し、口紅や唾液などがついた使用済みマスクがインターネット上でひそかに売買されているそうです。誰が売り、どんな人が買っているのでしょうか。またこの売買には違法性はないのか、マスクを売っていた女性と女子中◯生が語りました。
会社員の30代女性は2021年ごろから、仕事やジムで「一日中」着用して汗や化粧がついたマスクを写真付きで投稿し、年齢は20代と偽ったそうです。実際に売れるか半信半疑だったが、1日もたたないうちに会社員やアルバイトなどとみられる10人弱から連絡が来て、1枚500円で月に4枚ほど売ったそうです。
ただ、最近は同業者が増えてあまり売れなくなってきたと言います。値段を安くしたり、キスマークをつけたりして付加価値をつけていると明かしました。
漫画買うお金欲しくて始めた中◯生もいると言います。この女子中◯生は友人がやっていたことがきっかけで、今年2月から「JC(女子中◯生)のマスク売ります」などと投稿し、これまでマスク15枚が1500円で売れたこともあると言います。彼女は「本当はやりたくないけど、バイトもできないので、漫画を買うお金が欲しくてやっている。高校に行ったらやめようと思う」と話しました。
使用済みマスクを売ることは違法にはならないのだろうか。今の条例では、禁じられているのは使用済み下着等であって、使用済みマスクの売買が条例の対象になることはないそうです。
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