酒井法子さんは、80年代にアイドルとして活動されていた方です。
酒井法子さんについて
1971年2月14日生まれで、出身地は福岡県福岡市です。
当時の彼女はデビュー当時から人気が高く、たくさんのファンがいました。
また、ヤッピー、いただきマンモスなど、彼女独特ののりピー語も大流行しました。
彼女が芸能界デビューするきっかけとなったのは、1985年10月に行われたミスヘアコロン・イメージガール・コンテストでした。
このコンテストで彼女は、BOMB!賞を受賞し、芸能事務所であるサンミュージックの目に留まることになったのです。
その後、地元の福岡から上京して下宿生活をしながら、アイドルデビューを目指すことになりました。
1987年に男のコになりたいという楽曲でアイドル歌手デビューした後は、第18回 日本歌謡大賞で最優秀放送音楽新人賞を受賞するなどして、アイドルとしてのキャリアを築いていきました。
アイドル活動だけでなく、1993年にはフジテレビのドラマのひとつ屋根の下、1995年には日本テレビのドラマの星の金貨に出演して、女優としても注目を集めました。
星の金貨では、主題歌の碧いうさぎを歌い、ミリオンセラーとなりました。
さらに、第46回NHK紅白歌合戦にも出演して、歌手としても知名度を上げたのです。
プライベートも順調な酒井法子さん
プライベートも順調で、1998年12月にプロサーファーの高相祐一さんと結婚して、お子さんを出産されています。
公私ともに充実しており、幸せな生活を過ごしていると思われていましたが、2009年に覚せい剤の件で、世間から大きな注目を集めることになってしまいました。
清純派で、かわいらしいルックスの彼女がまさか覚せい剤をやっていたとは、まったく想像がつかなかったという方も多かったことでしょう。
彼女が覚せい剤に手を染めてしまったきっかけは、高相祐一さんに勧められたからだといわれています。
芸能界でのプレッシャーもあり、逃れるために覚せい剤の誘惑に負けてしまったのかもしれません。
覚せい剤取締法違反で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けた後は、自叙伝の贖罪を発売したり、介護の道に進むと決意して創造学園大学ソーシャルワーク学部ソーシャルワーク学科介護福祉コースに進学しています。
しかし、酒井法子さんはその学校を卒業することなく、現在も介護の仕事を専業で行っている様子はありません。
学校を卒業できなかったのは、2013年3月に大学が無くなってしまったためです。
また、芸能人である彼女が、若い人達と一緒に学校で勉強するのは、相当に大変だったこともあるのかもしれません。
現在の酒井法子さんは、介護の道には入らずに、パチンコ店の営業、ディナーショーなどの活動を続けているようです。
国内だけでなく、アジア地域でも活動しており、2011年には、中国禁毒大使のキャンペーンにも参加しています。
さらに、中国では、アジア最注目女優大賞も受賞しています。
2016年2月には台湾を訪れて、音楽イベントにも参加しています。
覚せい剤のイメージで影響が大きい
酒井法子さんは日本国内では覚せい剤のイメージが強くなってしまい、テレビでの露出はすっかり減ってしまいましたが、中国などのアジア地域では現在でも人気があるのです。
かつて、中国や台湾でも活動していた時期があったため、その頃を知っているアジアの方たちが今でもファンでいてくれるようです。
覚せい剤というネガティブなイメージがあるため、酒井法子さんが今後も日本のテレビに出演する機会が増えるかどうかについては、分かりません。
ただ、アジア地域では未だに絶大な人気のある彼女ですから、そのような印象を払拭して、再び国内のテレビに出演されることもあるかもしれません