写真:kabegami10.com
◼︎話題になった芸能人カップル
芸能界の人気者同士の熱愛報道は、写真週刊誌や雑誌、テレビなどで大々的に報道されがちです。
過去には、ジャニーズ事務所所属の人気アイドルグループHey!Say!JUMPのセンターを務める山田涼介と、当時AKB48で前田敦子卒業後、センターの重責を担っていた大島優子に熱愛報道が飛び出し、双方のファンにとってはかなり驚きの報道だったと思われます。
噂の出どころは週刊文春で、二人がおそろいのネックレスをして食事に出かける姿をスクープしたと報じたことに端を発しています。
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ジャニーズ事務所は結婚には厳しいものの、恋愛は自由というスタンスを取っていますが、AKB48側は恋愛禁止というのが鉄則です。
とはいえ、大島優子に限っていえば、ウエンツ瑛士との熱愛が大々的にスクープされるなど、恋愛禁止のAKBにあって大島優子だけは特別扱いでいいのかといった批判が常にありました。
山田涼介に関しては、恋愛は自由という事務所の方針もあってか、西内まりやや川口春奈、志田未来など、売れっ子たちの名前が次々と挙がってくる人気者です。そんな人気者同士の熱愛報道、しかもかたや恋愛禁止としているとなると、報道が過熱し、さらにファンをやきもきさせることになるのは当然の成り行きといえます。
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◼︎熱愛報道の噂
熱愛報道が発覚したのは2012年のことですが、どちらの所属事務所も交際を完全否定しています。
おそろいのネックレスをしているという話でしたが、そのネックレスがどのような物であったかといった写真はなく、決定的な決め手がありません。
ジャニーズ事務所は週刊誌の報道に対しては、よほどのことがない限り相手にせず、さらには握りつぶしてしまうほど、マスコミに対して強い力を持っています。対するAKB側は、疑惑を逆手にとって炎上商法に使うほどのしたたかさを持っていますので、熱愛報道は真相がわからないままに消えていってしまったといった感じです。この時、噂が出た理由としてもっとも信憑性があると言われたのが、所属事務所による仕掛けです。
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それというのも、AKBのおなじみである総選挙を控えた時期であったために、大島優子が票の行方を左右する、ネガティブキャンペーンのターゲットになったという見方が圧倒的です。
なぜこのようなことが起こるのかというと、AKBのメンバーはそれぞれ個別にプロダクションに所属しているため、自社のメンバーを上位に入れるため、得票数の多そうなメンバーを陥れるといったネガキャンが、当たり前におこなわれていたといわれているからです。
大島優子は、このネガティブキャンペーンに負けることなく、スキャンダルにまみれることもなく、無事にAKB48を卒業しました。ネガティブキャンペーンのターゲットとなったのは、人気の裏返しともいえますが、そのだしに使われた形の山田涼介はいささか気の毒な気もします。
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◼︎恋愛スキャンダルには要注意
とはいえ、山田涼介はHey!Say!JUMPの顔ともいえる、こちらも不動のセンターですので、今後の熱愛報道には注意すべきという、いい教訓になったかもしれません。人気があるうちはいいですが、特に女性ファンはひとたび熱愛報道が出ると、一気に離れていくという傾向が強いことから、Hey!Say!JUMPで一番の人気者だからと浮かれていると、思いがけなく足をすくわれるかもしれません。それを理解してファンを大切にするなら、恋愛は知られないように極秘に進めるのが、アイドルとしての責任と言えるでしょう。
夢やときめきを与える仕事を選んだ以上、熱愛報道は命取りになりかねないことから、卒業した大島はともかく、今後も活躍していきたい山田涼介の方が、よりいっそう気を付けないといけないといえそうです。