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◼︎グループのムードメーカー
関西出身のメンバーだけで構成される関ジャニ∞の中でも、ムードメーカーとしてその存在感をいかんなく発揮しているのが、丸山隆平です。
京都市出身ということで、他のメンバーとはちょっと違うお上品さをアピールしているあたりも、彼のユーモア精神あふれるところを感じさせます。
関ジャニ∞の曲は、大阪弁を用いた歌詞とお茶目な振り付けが人気を博していますが、メンバー全員が楽器を弾くことができるという、意外な一面も持っています。
丸山はベースを担当しており、そのうまさはメンバーの中でも一番と称されています。
とはいえ、7人それぞれが異なる楽器演奏の腕を持っているところは、関ジャニ∞の人気を十分に後押ししていると言えるでしょう。
そんな丸山隆平は、関ジャニ∞の中にあってはムードメーカー的存在であるにも関わらず、一般的にはそれほど目立つ存在ではありませんでした。
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◼︎俳優へ挑戦!
しかしながら、役者としての評価は高く、メンバーの中でもっとも主演を張ることが多い錦戸亮と比べても、その演技力の確かさは引けをとらないともっぱらの評判です。
同じジャニーズ事務所所属の先輩が出演する作品に、共演として出演してきた作品は数多く、嵐の大野智と共演した「歌のおにいさん」では、子供たち向けの番組で着ぐるみを気て奮闘する青年に扮しています。
同じく嵐の二宮和也と共演した「フリーター、家を買う」では、土木建築作業に汗を流し、なかなか振り向いてくれない職場の憧れの女性に、一途な想いを寄せ続ける青年を好演していました。
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また、TOKIOの長瀬智也とは「泣くな、はらちゃん」で共演している他、竹内結子、西島秀俊のコンビで大ヒット作となった「ストロベリーナイト」にも出演するなど、確かな演技力を持つことが窺えます。
そんな丸山隆平についにやってきた主演作が、霊能力者であり、鬼の手を持つことをコンプレックスにしている主人公を描いた人気コミック「地獄先生ぬ~べ~」です。
特殊技術で作られた鬼の手を付け、初めての主演作品を宣伝して回る丸山隆平からは、持ち前のお茶目なキャラと共に、この作品をヒットさせたいという熱意が伝わってきていました。
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◼︎各番組で大活躍中!
2015年には情報番組「サタデープラス」のメインキャラクターに抜擢され、これまでの関ジャニ∞のムードメーカーとは違う、まじめな顔を見せています。
とはいえ、そこはサービス精神旺盛なこともあって、ロケでは面白おかしいVTRが取れるように頑張るなど、相変わらずの一生懸命さが画面を通して伝わってきます。
さらに、関西出身ということもあって、関西のローカル番組「痛快!エブリデイ」に、火曜日のレギュラーとして出演しています。
映画においては、関ジャニ∞のメンバー全員が出演する「エイトレンジャー」に2作品出演している他、テレビドラマの締めくくりとして作成された「ストロベリーナイト」にも出演しています。
さらに、2017年11月には、映画における初の主演作品となる「泥棒役者」が公開になるなど、俳優としての評価をさらに高めていっているといえます。
また、2016年には舞台「マクベス」で主演を演じるなど、関ジャニ∞のメンバーの中では、非常に幅広いジャンルで活躍しているのが、丸山隆平だと言えるでしょう。
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サービス精神が旺盛なことから、一発ギャグにも自ら進んで取り組むなど、その存在が周囲の人たちを和ませることはよく知られています。
常に周りの人のことを考え、気を遣うところは、マルのことを嫌う人間はいないとメンバー全員に言わしめるほど、温厚で優しい性格によるものです。
また、テレビに出ているときのタレントとしての顔と、素の自分に戻ったときの差がほとんどないことから、誰からも好かれるという有為な人間性を持っているといえます。
その誰からも愛されるキャラクターを生かし、これからどんな作品で楽しませてくれるのか、期待が持てる人物です。