野生の赤ちゃんクマをまるで自分の子供のようにお世話してきた男性の特別な「育児日記」にネットでは驚きの反応を呼び起こしています!
台湾メディアの「ET今日」は、ロシアのモスクワでパイロットとして働く男性のアンドレイ・イバノブ(Andrei Ivanov)のペットのクマを紹介しました。
アンドレイが自分のインスタグラムで公開した写真と説明によると、彼のクマの名前はマンスール(Mansur)です。4年前にアンドレイが飛行機を整備していた近くの森から出てきたマンスールを発見したことがきっかけで、彼はマンスールを保護することにしたそうです。
当時、アンドレイはマンスールにお母さんがいると判断し、遠くから見守っていただけで近づかないようにしていました。しかし、何度かチェックした結果、マンスールはたった一人で森の中で生活をしていることが分かりました。そのまま放置しておくと、冬の間には餌がないために餓死する可能性もあった状況でした。
結局、アンドレイはマンスールを保護することにしました。マンスールを家に連れて来て、一緒に生活すると決めたそうです。マンスールのために専用の家を建ててくれるのはもちろん、プールまで作ってくれたのでした。そんな中、マンスールとアンドレイが一緒に撮った写真が最近、ネットで大きな話題となりました。
アンドレイの腕の中で寝たり、遊んだりしていた小さく柔らかかったマンスール。現在は大人に成長して、保護した当時と比べると、体がかなり大きいサイズに成長しました。
そんなアンドレイとマンスールの姿を見たネットユーザーたちからは、このようなコメントが寄せられました。
「二人の写真が本当に可愛い!」
「アンドレイもマンスールがこんなに大きくなるとは想像していなかったのでしょう」
「大きくなっても、性格は赤ちゃんの時のままなのかな?」
一方、世界最大の熊生息地であるロシアでは、マンスールのように野生クマが保護されて人間と生活するケースがそれほど珍しくないそうです。通常、幼い頃から保護されたクマはマンスールのように、人間と一緒に生活することが可能であることが分かりました。
ただし、クマの野生の本能が残っているだけに、十分に注意することが必要とのことです。
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