キンコン西野亮廣は、世の中にあまり普及していない真新しいサービス「オンラインサロン」「クラウドファンディング」を自身のビジネスに大いに活用させていった人物です。
今の時代、SNSや上記のネットサービスは誰でもやっていてもおかしくないレベルにまで浸透しています。芸能人ならなおさら”やっていないとおかしい”とまで言われています。
そして現在では、クラウンドファンディングやオンラインサロンをやっている芸人も増えている傾向にあります。西野はオンライサロンの先駆者とも言えるが、始めたばかりのころは”宗教”呼ばわりされることも少なくなかったそうです。こうした西野に次いでオリエンタルラジオの中田敦彦もその波に乗った一人です。
芸能人がお笑いのみならず”意識高い系芸人”として突っ走ってきた西野だが、最近では西野が取り上げられるニュースが激減しています。この状況は西野が運営するオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』が数字的に示しています。開設されたのは2016年で、近年カズレーザーや品川祐などの芸人もオンラインサロンを開設しましたが、ここでも西野は先駆者と言えます。
2020年まで、西野のオンラインサロンには7万人を超える会員がいましたが、現在では4万1000人ほどまで減少したそうです。21年末ごろから月平均で3000人以上が解約している計算になり、オンラインサロンの月額は980円、一ヶ月あたり約3000万円もの減収になります。
この事態について西野の事務所は
「ご指摘の数字は、弊社プラットフォームから登録したFacebook版のオンラインサロンの会員数になります。弊社では並行して、『note』や『Instagram』などのプラットフォームでもオンラインサロンの記事を購読いただいており、他にも『YouTube メンバーシップ』や『voicyプレミアムリスナー』など様々なコンテンツをお楽しみいただいております。
プペルの映画公開で露出が増えた際に新規会員が顕著に増え、現在は落ち着いておりますが、主にはみなさんのコンテンツの楽しみ方の変化に合わせて複数のプラットフォームに分散した結果と受け止めております」(株式会社CHIMNEY TOWN代表取締役社長CEO柳澤康弘氏)と回答しました。
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