ファッションショー12時間…14歳モデルが過労死
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所属事務所から強要され「奴隷」のように殺人的なスケジュールをこなしていたモデルがついに息を引き取った。
今月27日にイギリスの日刊紙デイリーメールが、ロシア出身のモデルである14歳のブラダ・ジュバが12時間ものファッションショーの末に死亡したことを伝えた。
報道によるとブラダは死亡直前にひどい疲労を訴えていたという。
しかし所属事務所側はブラダの状態を黙認して、ランウェイに立つことを強要した。
そうしているうちに急にブラダは熱が上がって倒れ2日間、昏睡状態に陥り結局は死亡してしまったのだ。
ブラダの母親は「娘は電話ですごく疲れていて耐えられないと言っていた。娘は自分の体調が悪いことを分かっていた。」と当時を説明している。
そして「どうか病院に行くようにと頼んだが、ハードスケジュールに悩まされ死んでしまった」と涙を見せた。
ブラダの悲しい死はモデルたちの置かれている最悪の勤務環境に警鐘を鳴らしたのだ。
ファッション界の関係者たちはブラダの死は、幼いモデルをランウェイに立たせようという事務所側の欲望のせいだと明らかにした。
また、モデルに辛い労働を強要し奴隷のように扱ったことが生み出した悲劇だと分析している。
一方でブラダは事務所との契約書に1週間に3時間のみ働くことが記載されているが、実際には12時間以上のスケジュールを強要していたと伝えられた。
まとめ
世界中で後を絶たない過労死。
ついに14歳の幼い命まで奪ってしまったのだ。
世界中で法律が徹底されるのを願うばかりだ。