危険な状況が迫って来る予感がしたヘルパーさん。
自分の命に危険があるのにもかかわらずに赤ちゃんの命を先に考えてくれました。
オーストラリアのメディア「ヤフー7ニュース」は、天井から聞こえてきた変な音に気付き、危険を感知した後に何より先に赤ちゃんを救出した暖かいニュースを動画と一緒に伝えました。
それは、サウジアラビアのある家で起きたことでした。
家事ヘルパーさんが一人で部屋の掃除をしていたら、急に天井から不明の破裂音が聞こえてきました。
それは、天井が「崩壊」して、落下してくる直前の破裂の音でした。
実は、この家を含め、該当地域では2ヶ月前に豪雨が降ったせいで、地盤と建物のあちこちが弱まった状態だったのでした。
これに気づいたヘルパーさんはすぐに大人たちに「危険です!」と伝えに行った後、天井が今にでも落下してしまうのかもしれないのに、ベッドで寝ていた赤ちゃんの部屋に戻ってきて、急いで赤ちゃんを胸に抱き、すぐに部屋から走って出ていったのです。
約5秒という短い時間で、赤ちゃんが寝ていた部屋の天井がなんと!全体が崩れ落ちる大事故が発生してしまったのでした。
崩れた天井は赤ちゃんのベッドを含み、部屋にあった家具などに落下し、大きな破損が見られました。
もしもヘルパーさんが当時の変な音を無視したり、少しでもためらっていたりしたら、赤ちゃんは既になくなっていたのかもしれません。
そんな素早い対処ができて、赤ちゃんの命を救ってくれたヘルパーさんの話に、ネット上では熱烈な称賛メッセージがたくさん寄せられました。
一歩遅れたら悲しい事故が発生するところだったが、ヒーローのようなヘルパーさんには感謝してもしきれないのでしょう。
ネットでは…
「ヒーローは映画の中だけじゃない!」
「ヘルパーさんにはたくさんのボーナスを与えるだろう」
「命が危険な状況であっても他人を考えるのは本当にすごい」
「本能で逃げてしまう人がほとんどなのにね!」
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