屋上の端に立っている男性は、自分に向かって飛び降りろ!と叫ぶ市民たちを見て、そのまま身を投げたのでした…
オンラインメディアのワールド・オブ・バズは、屋上で危なそうに立っている男性に向かって、飛び降りろ!と呼びかける市民たちがいるという衝撃的なニュースを伝えました。
過去、インドネシア出身の当時20代の男性は、服を一枚も着ないで家付近のショッピングモールの屋上に登り、自ら命を絶とうとしました。
ところが、男性を目撃した市民たちは男性を助けようとするところが、スマホを取り出して、このシーンを撮影するのに忙しかったのです。
さらに、何人かの市民たちは「早く飛び降りろ!」との言葉を繰り返して叫び、男性の自ら命を絶とうとする行為を誘導したのです!
また、現場では、男性の行動を単純ないたずらだと思い、大きな声で笑う市民たちもいました。
このように、誰もが男性に助けの手を差し出すことがなかったその時、男性は何も言わずに屋上から飛び降りてしまったのでした。
地面にそのまま落下した男性は、その場で帰らぬ人となりました。
当時の事件を目撃した市民のヘニー(Heni)はあるメディアとのインタビューを通じて、「はじめは市民たちが男性を助けようとしているかと思っていた」、「しかし、市民たちは男性に対して、同情をちっとも見せていなかった」と話してくれました。
続いて、「その代わりに、市民たちはスマホを取り出して、このシーンを撮影するために没頭していた」、「誰かが男性に飛び降りろ!とまで言っていた」と伝えました。
一方、インドネシアでは身を投げるなどの行為を直ちに止めなかった場合、最大3ヶ月までの懲役に処することができる法律が設けられています。
しかし、地元の裁判所によると、該当法律を実際に執行した事例は、これまでには一度も報告されていないと伝えられました。
ネットでは…
「最近の社会はおかしすぎ」
「だから口から出すことは気を付けないと」
「最低!人間性は?」
「悲しすぎる社会としか言えない」
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