現代日本でも 歩きながら喫煙する『歩きタバコ』や、タバコのポイ捨ては 社会的にも問題視され続けています。地域によっては 路上喫煙禁止条例を定め、歩きタバコやポイ捨てを取り締まっているのですが… それでも マナー違反をする人は絶えないといいます。
これらのマナー違反に対しては…
「タバコの煙がくさい」「道を汚さないで」といった 非難の声が上がるだけでなく、喫煙者からも…
「マナーを守れないなら 吸わないでほしい」という声が上がっているといいます。
排水溝の中に衝撃⁉ 『タバコポイ捨て』の現実…
東京都渋谷区を中心に活動している 清掃ボランティア団体『NEXUS FOREVER』のヒーロー・髑髏戦士スカルラウザー(@skullrouser1996)さん(以下、スラウザーさん)が、過去Twitterに1本の動画を投稿しました。
スラウザーさんたちが 清掃のために街の排水溝のフタを開けたところ、そこには信じがたい光景が広がっていたのでした。
ポイ捨てされる煙草は多い時で1箇所だけでも1000本以上。
排水溝を通って海に流れれば海洋生物を殺す。
道端に残ってもどんな病原菌がいるか分からない。
色々な病気が流行ってる今は特に危険だ。
煙草を吸うなとは言わない。
吸ったら捨てるな。#リアルライフヒーロー #海ごみゼロアワード pic.twitter.com/RLgiM1JG7tADVERTISEMENT — スラウザー【RLSH】 (@skullrouser1996) March 1, 2020
なんと 排水溝の中には、ポイ捨てされた大量のたばこが…。スラウザーさんによると、多い時は1か所の排水溝に千本以上のたばこが入っているのだとか…。
日本では 多くの自治体がウェブサイトなどで ポイ捨て禁止を呼びかけています。場所によっては、直接川につながっている排水溝もあるそうです。排水溝に捨てられた たばこは、ゴミとしてそのまま溜まっていったり、川に流れていけば 自然を汚したりしてしまうのです。
排水溝が詰まったらどう責任をとるんだ‼
普段は目にすることのない悲しい現実をとらえた動画に、ネットからは 怒りの声や 悲しみの声が寄せられました。
・これ日本なの!?いまだにこんな感じだなんて、酷いね。
・喫煙者だけど、マナー違反は本当にやめてほしい。歩きタバコもポイ捨ても問題外。
・ポイ捨てする人は、排水溝が詰まったらどう責任をとるんだか。排水溝は灰皿ではない。
・スラウザーさん、活動お疲れ様です!投稿の言葉にとても共感しました。
ポイ捨てをする人たちは「これくらいなら」「誰かが掃除をしてくれる」という考えで 排水溝に投げ入れているのかもしれませんが…
一人ひとりの「ちょっとだけ」が集まってしまった結果が、このような事態になっているという現実を 必ず知ってほしいものです…。
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