ジャイアンツからメジャーへ移籍し、ヤンキースで活躍した松井秀喜さん。日本でもアメリカでもその活躍は目覚ましかったので、当然お金の方ももらっています。ではいったい最高でいくらもらっていたのでしょうか?また引退時の年俸は?
ジャイアンツ入団からプロ野球選手に!気になる年俸は?
松井秀喜さんは1993年にドラフト指名でジャイアンツに入団しました。1年目当時の年俸はずばり720万円!これは普通ですね。もちろん一般人からすれば高所得ですが。そして、ジャイアンツで活躍した松井秀喜さんは、10年目にはなんと年俸6億1000万円に!この頃にメジャーへの移籍を発表します。
そして、移籍先はヤンキースに決まりますが、そこでの1年目(プロ11年目)の年俸はなんと7億円。ジャイアンツ時代の年俸を一年目から上回りました。これはヤンキース側が松井秀喜選手をかなり欲していたからです。そして松井秀喜さんはヤンキースでも活躍し、プロ17年目に年俸13億円に!ちなみに、この金額が松井秀喜さんのピーク。
ちなみにイチローさんのマリナーズでの全盛期の年俸が18億円なので、そう考えると伝説のプロ野球選手に匹敵する金額を稼いでいるわけです。一般人の生涯年収の何倍もの額を1年で稼いでいます。そう考えるともはや働くのがなんだか嫌になるかもしれませんね。
ヤンキースからエンゼルスへ!ここから下降気味に
松井秀喜さんはヤンキース時代に目覚ましい活躍を見せましたが、年齢的な問題もあり、徐々に成績が振るわなくなっていきます。その結果契約が更新されず、ヤンキースを退団。その後はエンゼルスに移籍します。
ちなみにエンゼルスとは年俸6億円で契約しているので、ヤンキースでのピークから見ると半分以下になっています。ここから挽回しようと意気込む松井秀喜さんですが、成績不振が続きます。その結果エンゼルスとの契約も終了し、次にアスレチックスに移籍。アスレチックス移籍時の年俸は3億5千万円。
エンゼルス時代の半分にはなりませんでしたが、かなり下がっています。ここから挽回を試みるも、どうしても成績不振が続きました。日本のメディアでも度々取り上げられていましたが、もうダメかもしれない、といった空気は流れていましたよね。
レイズに移籍!最後の球団で野球人生を終える
アスレチックスでの成績不振に苦しんだ松井秀喜さんは、その後レイズに移籍します。レイズでの契約金額は年俸9千万円。ついに1億円を切ることになります。それでも一般人から見ると超高所得です。ちなみに、この9千万円は松井秀喜さんのジャイアンツ4年目と5年目の間の金額になります。
若手時代の年俸に戻りました。松井秀喜さんはレイズで奮闘するも、結果は振るわず、結局そのまま引退することになります。松井秀喜さんは野球人生に悔いはないと話されており、やれるだけのことはやったとのことでした。実際長年成績不振に苦しみながらも、メジャーで奮闘していました。
日本の球団からのオファーもあったのですが、最後までメジャーで挑戦することを選んだようです。松井秀喜さんの野球人生からは、最後までやり抜いたすがすがしさを感じますね。そして、それと同時に年俸の変遷からはプロスポーツ選手の厳しさが伺えます。何年目の選手かということはまったく関係なくて、成績がすべての世界。成績が悪ければ若手時代の年俸に逆戻りしてしまうのです。松井秀喜さんはそれでもトップクラスの選手なので良いですが、日本の球団で二軍、三軍と降格していくと年俸は先細り。華やかな反面大変そうですね。
まとめ
松井秀喜さんの年俸について紹介してきました。ピークはヤンキースの頃の13億円、それが引退時には9000万円まで下がりました。一般人から見ると引退時の年俸も相当なものですが、事実これだけ下がっているわけです。スポーツの世界の厳しさが垣間見えましたね。