テレビ界から多くの「老人」が去った2021年でしたが、この流れは今後も止まることなく、さらに多くの老人が第一線を退くこととなりそうです。
2021年3月、さまざまな揶揄を受けながらも「愛すべき老害」として親しまれていた国民的おじいちゃん・小倉智昭が、『とくダネ!』の終了に伴ってテレビから姿を消しました。番組は丸22年続く長寿情報番組でギネス世界記録にも認定されたが、若返りや刷新を理由に幕を下ろすこととなりました。これで生活リズムが変化したのか、小倉は10月に肺がんを公表し、ステージ4と状況は厳しく、小倉ファンにとっては災難とも呼べる年となってしまっいました。
他にも、「老害」の代表格と言って差し支えない野球評論家の張本勲氏が、21年末をもって『サンデーモーニング』から卒業しました。また3月には、ビートたけしが加齢による体力の限界を理由に、『新・情報7daysニュースキャスター』を降板しています。
次なるターゲットは『ミュージックステーション』MCのタモリだといわれています。最近のタモリは見た目に現れるほど老化が酷く、髪はボサボサで顔はシワシワとだいぶヨボついた印象で、司会さばきもトークに少し交ざるくらいで、進行はほぼアシスタントの女子アナが務めています。また、『笑っていいとも!』が終わって8年がたち、若い世代にはタモリが大物司会者というイメージすららありません。「司会がおぼつかず大物の威光も効かないとなれば、MC降板や打ち切りは時間の問題でしょう」と民放キー局関係者は述べました。
他にも進退が危うい高齢MCは、「タレントではありませんが、こちらも降板濃厚なのは『朝まで生テレビ!』司会のジャーナリスト・田原総一朗氏です。彼はここのところずっと入れ歯が合っていないような滑舌で聞き取りづらい上、突然キレたり1人で話し始めたりと、番組進行に差し支えるレベルで老化が酷い。司会を誰かに引き継ぐことが囁かれています」と同・関係者は語りました。
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