25人が犠牲になった大阪の繁華街・北新地の雑居ビル火災で、放火と殺人の疑いが持たれている容疑者が動機を語らぬまま市内の病院で死亡しました。
被害者遺族の無念の思いだけが残る中、事件直前、容疑者の自宅周辺で住民を威嚇するような自転車の「のろのろ運転」が目撃されていたそうです。
威嚇された近所の女性によると、孫と散歩をしている際「のろのろ運転」をしている容疑者男性に威圧されたんだとか。約2メートルしかない道幅で女性の数メートル先の自転車は速度を落とし、ゆっくりと蛇行を繰り返していたそうです。
容疑者男性に酔っぱらっている雰囲気はなく、はっきりとした「意思」を持ちながらハンドルを左右に切っているように見えたと明かしていました。
「とにかく近づかないようにした」と話す女性は、「目も怖かったけど、身体全体から怒っているような雰囲気が怖かった」と振り返っていたそうです。
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