生徒の下着の色まで指定するなど、行き過ぎた校則や指導が問題となる中、教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏が苦言を呈しました。
この問題は、大阪の府立高校の頭髪指導をめぐる裁判をきっかけに、各地で見直しの動きが広がり、下着の色を「白」と指定して実際に確認するといった人権上の問題や、マフラーを禁止するなど、合理的でない校則への指摘が浮上し発覚しました。
そんなブラック校則ですが、「セーラー服をめくって教員が確認」「生徒同士が見張り合い」「男女一緒に体育館で下着をチェックされる」などセ〇ハラ行為のような校則まであるそうです…
さらにそれだけでなく、未だ都内23区の中学校の約4割もが「下着規定」が残っていたんだとか…規定がなかったのは港区のみだったそうです。
この日、尾木ママは自身のAmeba公式ブログを更新。東京都内の中学校における理不尽な校則に対して憤りをあらわにしました。
尾木ママがこの日のブログで紹介したのは、都内区立中学校における「下着の色指定」の校則について。「中学校のなんと43%もが【下着規定】ありだといいます」「無しは港区のみ」と驚きと怒りが見えるような文章でつづっています。
また、下着を白とする理由に「白以外はすける」としている学校は多いというのだが、尾木氏は「それは丸反対」だと指摘。「色の薄い白やピンクの方が紺やベージュよりすける」とつづった尾木ママは「科学的根拠のない規制は正に理不尽、チェックはセクハラ、人権侵害です」と訴えていました。
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