10月31日、衆議院選挙の開票に合わせて『池上彰の総選挙ライブ』が放送され、自民党の河野太郎広報本部長とのやりとりで、池上彰のイヤミがかわされ論破されたことで、「池上さんの負け」と驚く声が上がっています。
池上氏は河野氏に対して「前は大臣だったにもかかわらず、今は広報本部長。どう見ても左遷というか、降格というふうに見えるんですけど、ご本人どのように受け止めていらっしゃいます?」と挨拶がわりのジャブを放ちました。
河野氏は「菅内閣で内閣府の特命担当大臣になったときも同じようなことを言われましたけれども、そんなことを言う人は今、誰もいなくなった。何をやるかというのが大事」と巧みに返しました。
池上氏は「よくね、『ぞうきんがけ』っていう言葉がありますけれども、今は自民党に戻ってぞうきんがけをして、次を狙っている?」と虐げられているのではないかと問うと、河野氏は「最近はモップじゃないですか? ぞうきんじゃなくて?」と返すが、すかさず「モップがけをしてらっしゃるんですか?」と池上氏が再度問うと、「最近は全自動で掃除は、やってくれる機械がどこにでもありますから」とカウンターを決め勝利を収めました。
池上氏はたまらず笑みを浮かべ「なるほど。話をそういうふうにズラして…たわけですね」と嫌味を言い残しました。中継を終え、大江麻理子アナウンサーが「短い言葉でポンポンと答える方でしたね」と振り返ると、池上氏は「ポンポンとね。こちらの質問をうまくズラすとか、これも巧みだなと思いましたけれどもね」と再びイヤミを放ちました。
視聴者は今回の戦いに、「たまたまテレビつけたら河野さんが池上彰を論破してるの気持ちええな」「河野太郎に論破されて、終わってから捨て台詞を吐く池上彰の小物ぶりはちょっと面白かった」「河野さんに言い負けてたのに本人いなくなってからごちゃごちゃ言うのはフェアじゃない」池上彰さんは河野さんを貶してるように見えたけど、最後は負け惜しみで終わってるな」
『「話をずらされるのが上手い」なんて池上さん言ってるけど、いやあ池上さんの負けでしょ…負け犬の遠吠えだよ。。。』などとコメントが寄せられました。
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