10月10日、東京都内で開催された「グローバルフェスタ2021」にタレントの優木まおみさんが出席。日本はジェンダー問題に関して「ちょっと遅い」と感じているとコメントしたところ、ネット上ではツッコミが殺到したようです!
この日、「『多様性あふれる世界とは?』国際ガールズデーの機に考えてみた」をテーマにトークショーに参加した優木まおみさん。
優木さんといえば、アイドルとして一世を風靡し、知的でインテリさを売りに活躍。
2013年には、3歳年上の美容師と結婚することを発表し、現在は2児の母に。また、プライベートではピラティスインストラクターの資格を取得し、独自のメソッド“マオビクス”を開発するなど新たな才能を見せています。
そんな優木さんは、この日の同イベントにてジェンダー問題について「子育てをしていて、日本は先進国の中ではちょっと遅いかなと思います」と私見を述べ、自身の経験をもとにその理由を明かしました。
出産後に仕事に行くと、「赤ちゃんは誰に預けてきたの?」と必ず聞かれるとしつつ、しかし夫は仕事に行ってもそのようなことは聞かれることはないと説明。
続けて、世の中では”子供は家でママが見るのが普通だよね”という考え方が根底にあることが根付いていて、優木さん自身は「ちょっと違うんじゃないの?」と思いながらもその部分を変えていくのはすごく難しいと受け入れていると明かしました。
また、ママ友との会話の中でも「まおみちゃんのところは女の子だからね。将来、中学、高校どこを選んでも『最終的に結婚したらいいよね』っていうようなことを言われたりとか。『ちょっと古くない? その発想は』って思ったりする」と“遅れた考え方”に違和感を抱くこともあると吐露。
優木さんは、今後「そこを子供の時代には変えていきたい」とし、「さらに私が子育てしている7年くらいで変わってきたんですよね。なので、それをみんなが変えていくことのキッカケになればいいなと思います」とも語りました。
日本のジェンダー問題の遅れを指摘した優木さんですが、世間一般ではママ友らの“考え方”を持つ方がやはり多いのではないでしょうか。
優木さんの主張やママ友からの言葉も、どちらが正しいというのではなくどちらも一つの考え方として尊重されるべき。“多様性あふれる世界”につなげるには、相手の意見を受け入れ過度な干渉や批判、否定をしないことが重要でしょう。
ネット上では優木さんの意見に対し、「色々な考えがあっていい」とのツッコミが多く寄せられています!
『ジェンダー論や多様性を言うなら、貴方の言っていることは多様性に反してませんか。最終的に結婚したらいいと言ってる人も貴方も多様性の中の一つでは?』『色々な考えがあっていいと思います。ただ、“結婚したらいいよね”と考えてる女性の割合は多いかと思います』『こういう人が、人の意見に対して古い新しいって言ってるほうが違和感ある。100人いたら100通りの意見があってもいいんじゃないの? たまたまそういう古いと言われる意見が多かっただけでしょ』『あなたみたいに芸能界で一発当てて、恵まれた人生送ってる女性ばかりだとなぜ思うんかな? ほとんどの女性が男性と結婚しなきゃ金銭的に生きていくのが難しいのが現状なんだよ』
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