30日、大阪市役所で報道陣の取材に応じた日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は、自民党の岸田文雄新総裁に対し「国会は来月もありますから、論戦を通じて岸田氏の考え方を国民の皆さんが見える形で議論したい」と述べました。
維新副代表の吉村洋文大阪府知事が、岸田新総裁の政策に対し「岸田さんのやり方で日本が成長するとは思わない」と話していました。
松井市長も同じ考えだそうで「僕が一番聞きたいのは日本は今、新自由主義なのかどうか。岸田氏は『そこから脱却』というが、ボクは全然違うと思ってます。アベノミクスの足りなかった部分は規制緩和」と岸田新総裁の政策を否定しました。
岸田内閣誕生の際、松井市長は「支持率はそりゃ上がるでしょ」と話す一方で、他の野党とは一線を引く考えだそうです。
続けて、松井市長は「野合談合、立憲民主党、共産党の皆さんは、冒頭で内閣不信任案を出すって言う。ならば出したらいい。どっちにしても衆院選まで、そんな長く先送りできない。我々は代表質問で岸田さんが言ったことを検証させてもらいたいが、解散すればいいんじゃないの?」と述べました。
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