少年時代の壮絶な障がい者イジメの件で東京五輪開会式の音楽担当を辞退したミュージシャンの小山田圭吾は予定していた、その後のイベントも中止になるなど、芸能活動に大打撃を受け、9月18日に公式HPなどで長文の謝罪文のようなものの発表しました。
謝罪文には、報道にあった「イジメ」の特にひどい内容の一部について「私が行わせたり、示唆や強要をしたといった事実は一切ありません〉など書かれていても、やはり、弁解のようにとらえられ、ネット上では、「結局言い訳してるだけ」「自分はしてなくても傍観してたんでしょ」というような反応でした。
しかし音楽業界の巨匠・坂本龍一がこの問題に意外な形で言及したことが大きな波紋を呼んでいると言います。坂本が自身のインスタグラムで小山田さんの釈明文に、”読みながら少し泣けてしまった” ”なかなかこれほど真摯な文章は書けるものじゃない。よほど自分の心の中を曇りなく隅々まで見ないと”と、まるで感動したかのような反応で最終的にはエールまで送っていました。
SNS上の反応を見ると「どこをどう読んだら泣けるんですか?」「泣きたいのはイジめられた障がい者だけ」「言い訳とバレた後悔を書いてるだけ」「同業者擁護ってことですか」「教授には今すぐ撤回してほしい」坂本のイメージまで崩れてしまったかのようなコメントが多く寄せられました。
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