女子テニスの大坂なおみさん(23=世界ランク8位)が、パリバ・オープン(10月6日開幕)を欠場することが発表されました。
大坂さんは、12日に閉幕した全米オープン3回戦で敗退後、「少しツアーを離れる」と話していました。
伏線になったのは5月の全仏オープン。大会前、選手のメンタル面が軽視されていると訴え、自身のSNSで記者会見には出席しないと述べ、1回戦の勝利後の会見を拒否。主催者から1万5000ドル(約164万円)の罰金を科せられました。するとツイッターで、2018年の全米オープン以降、長い間うつに悩まされてきた事実を告白。2回戦を棄権しました。
この件に関しては、多くの選手が大坂に同情しましたが、戦列を離れることについては、こんな声もありました。
ある選手は『会見に応じるのはプロの仕事』であり、しばらくツアーを離れることも『多くの問題を抱えている選手は世界中にいるが、支えてくれるスポンサーや自身の生活のために戦っている。
ナオミの心の問題は理解できるが、トッププロなのにツアーに出ないと言えるのは、莫大な収入があればこそ。自宅でテレビを見ていても勝手にお金が振り込まれるわけですから』と語っています。
今年6月、米経済誌フォーブスは、大坂さんの年収が約6000万ドル(約65億円)と報じました。そのうち、約5500万ドル(約60億円)は20社以上の契約スポンサーから得る広告収入であり、前年に続いて世界で最も稼ぐ女性アスリートであることがわかっています。
これだけの稼ぎがあれば、好きなときに休んでも問題ない?!
それにしても、年収65億…サラリーマンの年収の100倍以上ですね…!驚きです!!
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