とある会社員の40代男性Aさんは、同じ会社の部下で20代のE子さんと不倫関係になり2年になり、今回はその2人の野球観戦デート後にひょんなことから不倫がバレてしまったという面白い話を紹介します。
2人はコロナ以降どこにも行かず、ホテルデートしかしていなかったといい、それが我慢の限界に達したE子さんは、どうしても応援している野球チームの応援に行きたいとAさんを説得し念願の野球観戦行く事になったと言います。Aさんは、万が一知り合いがいたとしても、マスクをしているし、誰が誰やら分からないだろうと久々の外デートに胸躍っていたと言います。
天気は生憎の雨でしたが、試合が始まると、雨は止み日がさしてきて抜けるような青空にまぶしい太陽が出て、まさに野球日和って感じでテンション上がり、AさんとE子さんはカッパを脱ぎ捨て、売店でスタジアム名物のお弁当を買ったりして、はしゃいだそうです。スタジアムの一番後ろに座る2人は、位置が高いため空が近く、もちろん屋根なんてないので直に日光を浴びるかたちになり、暑さに耐えながら試合に熱狂し、疲れ切ってヘトヘトになってしまった2人は現地解散し家路についたと言います。
Aさんは妻のJ子さんに仕事だと嘘をついて出かけていてJ子さんはいつも通り満面の笑みで迎えてくれたそうです。Aさんは『今日も疲れちゃったよ〜!とりあえず風呂入ってくるわ』と働いていた感を出しながらお風呂場に行ったら…」 鏡に映った自分の姿を見て唖然としたそうです。Aさんの腕が日焼けで真っ赤で、暑いからワイシャツをまくっていたので。あとマスク焼けでとにかく顔の上半分が不自然に赤くて、仕事に行ってきたんじゃないのは一目瞭然だったと言います。
Aさん「風呂の中で『これはまずいぞ!J子、絶対気がついているはずなのに何でなにも言ってこないんだ?怖い、怖すぎる』とおびえてなかなか上がる事が出来なかったと言い、やっとの思いでお風呂から上がり、ダイニングテーブルに並んだJ子さんの手料理にビクビクしながら箸をつけ 「しばらくお互い無言で食事していたら『帰って来た時はあんなにペラペラしゃべっていたのにどうしたの?』とJ子に言われて思わず口ごもってしまったそうです。
するとJ子さんは「じゃあ1日時間をあげる。今日、私に嘘ついて誰とどこに行ったのか正直に話したら、怒らないで許してあげようと思う。明日の夕食までに話さないなら徹底的にあなたを問い詰めて、離婚になるかもね」と静かに言うと後片付けを始め、AさんはJ子のこの熱の無い怒り方が本当に怖くて…きっと浮気には勘づいているし、僕にあきれている感じがしたけど、正直に話すだけが愛情じゃないしな、とも思うしどうしようか悩んだそうですが 、夜中にふと起きて妻の寝顔を見ていたら…初デートでディズニーシーに行った事や、プロポーズした日になぜか熱を出し、妻に看病してもらった事などが頭をめくり… 「せっかく許してくれると言ってくれているし、これが最後のチャンスなのかも?」と思い直し、朝起きると洗いざらい正直に話していたと言います。
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