16日発売の『週刊文春』で、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任したミュージシャンの小山田圭吾さんが、過去の“いじめ自慢”を騒動後初めて釈明しています。
文春の中で、小山田さんは、障がい者へのいじめはほとんど自分はやっていないと話しました。
ですが、自ら手を加えていないと話しているにも関わらず、20年以上前にいじめ自慢を語った不自然さは否めず、関係者からは疑問と批判の声が上がっています。
小山田さんがいじめ自慢をした雑誌は、1994年1月号の『ロッキング・オン・ジャパン』と、1995年8月号の『クイック・ジャパン』です。
そこには酷すぎるいじめの数々が悪びれもなく語られています。
その中でも特に酷いのが、「全裸にしてぐるぐるに紐を巻いてさ。ウンコを喰わしたりさ。ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ」という部分です。
今回の文春で小山田さんは改めて謝罪はしたものの、実際には自分は手を加えていないということを強調しています。
先のいじめに関しても、いじめたのは上級生で、自分は見ていただけだったと話しました。
また、「ウンコを喰わせた」という部分も、同級生が道に落ちていた犬のウンコを食べて吐き出したのを見て、みんなで笑っていただけだと話しています。
ですが、「仮に小山田の話が本当だったとしても、そもそも虚偽の記事が掲載されているのに、なぜ20年以上もきちんと説明してこなかったのか疑問が残る。これまでもそういう機会はあったはずで、今さら感は否めません」と芸能関係者は首をかしげました。
そもそも今回、小山田さんが語ったインタビュー内容が真実なのかは不明ですし、問題の記事と一致しない部分も多いです。
失った信頼を取り戻すのは無理そうですね…。
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