2021年8月27日、モデルで俳優の高橋メアリージュンさんがインスタグラムを更新。新型コロナウイルス禍でのマスク着用ルールに対する“心配事”をつづり、議論を呼んでいます。
この日、高橋さんは、自身がつけている紺のマスクを、赤ちゃんが引っ張る姿を写した写真をアップし、マスク着用をめぐる持論を展開。
「心配な事があります。最近いたる所で見かける『マスク装着してない方は入店できません』『マスクは鼻までしっかりと覆って下さい』。当たり前になっているマスク装着」「でも皮膚が過敏症の方だったり、呼吸が浅くて他の体調不良を引き起こしてしまう事実、私も知らない他の不具合があると思います」「私も正直、鼻までマスクを覆うと酸欠状態になって頭痛になったり苦しくなるのでなるべく鼻は出しています。すると『鼻まで覆って下さい』と注意される事もあります」
マスク着用によって体調不良を起こす可能性があるとし、自身のことも明かした高橋さん。
”マスクは強制”なのかと、マスク着用が必須となっている現状に疑問を抱きながらも、それを言えない空気になっているともつづっています。
さらに、高橋さんは「じゃあお店に入らなければ良い」といった反論の意見があがることを予想しながらもマスク着用の本来の目的を訴えています。
「皮膚が過敏な方、酸素不足で体調悪くなってしまう方達（誰がなってもおかしくない）はお店に入れない。制限がかかる。そんな世の中ってどうなんですか？と違和感を感じるんですね。みんなの健康を守るという優しい目的がズレてしまってないかな？と思うんです」
マスク反対派でもなく、マスクの意義を認めつつも「ただ、選ぶ権利は守られてほしい。マスクする事によって体調を崩しては元も子もない」とマスクしない権利があるべきとも主張。
また、「子供たちが今からマスク漬けで他の病気になってしまわないかも心配です。」と子供たちがマスクを着用し続けることによって起こる悪影響について吐露。
そして、暑い中、親に「マスクしなくていいよ」と言われても、「マスクしてないといじめられるから」と、マスクを付ける子供達がいるという話をあげ、「私たちが目指してる、生きたい世界ってそんな世界でしたっけ？分断じゃなくて、マスクする人もマスクしない人も守られてほしい」との思いも。
最後に追記として「でもマナー良くお願いします。（接客されるお店の事情もある事を想像しながら） 誰かを責めたりするんじゃなくて。尊重し合いたい」「マスクをする事でも 強要しない事でも それぞれの優しさで」と呼びかけ。
「マスク着用」の生活が当たり前になっている今、そんななかでも互いを思いやって行動してほしいと訴えた高橋さん。
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この投稿には多くのコメントが寄せられており、マスク着用中の体調不良に共感する声や子供の心身への影響を心配する声などがみられます。
「メアちゃんの意見に同感です。私も喘息があったり、アレルギー体質なので長時間の不織布マスクどころか、ウレタンマスクも体がしんどいです」「私もマスクしてると酸欠で具合が悪くなる事が多いです。でもしないと感染するかもだし白い目で見られるの辛いので我慢して付けてます」「大人も大変ですが、小さい子供達が頑張ってマスクしている姿には、本当に胸が傷みます…早くこんな時代、過ぎて欲しい…」「小中学生が暑い中顔を真っ赤にしながらマスクして登下校してるのが気になっていました。1人で歩くのにマスクいるのかな…と。正しい指導と自由が必要だと思います」
しかし一方で、感染拡大がおさまらない状況において、半ば強制的なマスク着用はやむを得ないのではとの声も多数寄せられています。
「その一面もあり、また反面ではそれで万が一コロナが広がったら、それがもし、我が子我が親だったら、もし命を落としたら…『過敏症だからしかたなかったでしょ』では済まされないと思います。本当に難しい世の中」「個人的には感染者が減らない現在ではやはりマスクするのは当たり前！が正解だと思います」
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