テニス全米オープン大会2日目の31日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク56位の錦織圭選手が同113位のS・カルーソ選手(イタリア)を6−1、6−1、5−7、6−3で破り、2019年以来2年ぶり8度目の初戦突破を達成しました。
錦織選手は、2014年の同大会で準優勝を果たしていましたが、2019年以来2年ぶりの出場となった今回は序盤から深いリターンを放つと、積極的にネットプレーを仕掛ける錦織選手が第1ゲームで先にブレークを奪うという幸先の良いスタートを切りました。
続く2回戦では、世界ランク61位のM・マクドナルド選手(アメリカ)と対戦します。マクドナルド選手は1回戦で第27シードのD・ゴファン選手(ベルギー)をストレートで下して勝ち上がり、錦織選手同様に好調なスタートを切っています。
また錦織選手は、前哨戦であるナショナル・バンク・オープン(カナダ)に出場したものの、右肩の負傷を理由に2回戦を前に棄権を発表しており、この日は約3週間ぶりの実戦復帰でした。
こうして順調な滑り出しを見せた錦織選手ですが、インターネット上では錦織選手の暖かなファンサービスも話題になっています!
錦織選手はファンに対し、インタビューの後で戻ってきてサインするよと約束をし、その約束を見事果たしました。グランドスタンドの両サイドに打ち込んで、全員にサインをするまで、その場を去らなかったそうです。どんなスーパースターになっても、ファンを思う錦織選手の心意気は、とても素晴らしいですね。
Nishikori promised the fans he’d come back and do more autographs after his @usopen interview. He delivers, hitting both sides of Grandstand and not leaving until everyone got an autograph! @keinishikori pic.twitter.com/eUtwt3yV8O
ADVERTISEMENT — TennisAtlantic (@TennisAtlantic) August 31, 2021
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