歌手のGACKTが広告塔を務める仮想通貨「スピンドル」に関しての疑惑を否定しました。スピンドルは通称「GACKTコイン」と呼ばれています。そして、GACKTはその立ち上げに関わったコアメンバーの1人です。220億円程度の出資金を集めることに成功し、上場前のプライベートセールの時のレートは1スピンドル(SPD)=30円弱でした。ところが、5月に国外の取引所5つで上場したスピンドルは大暴落してしまい、1SPD=3円弱と価値が10分の1になってしまいました。その後も下がり続けている状況です。
写真:cryptocurrency.theater
社会部記者によると、「そんななかでもGACKTら“胴元グループ”は数千万円分を売り抜けたといいます。『絶対上がる』『あの有名人も投資している』と過剰宣伝して出資金を集め、上場直後に売り抜ける手法は無名の草コインでよくある手口で、金融庁も問題視しています」と話しています。
このスピンドルをめぐって、企画・販売会社のB社には無登録営業による資金決済法違反の疑いが浮上していまづ。野田聖子総務相を巻き込んで、金融庁に“圧力”をかけて解決しようという疑惑も週刊誌で報道され、GACKTはこの野田氏とも交流があるそうです。
写真:阿修羅掲示板
テレビ関係者によると、「これまで数々のスキャンダルに見舞われてきたGACKTですが、今回は女性問題などとはレベルが違います。仮にスピンドルの暴落が最初から予見できていたのならば、出資金を集めた胴元側の罪は重い。テレビ各局もGACKTの起用には慎重にならざるを得ないようです」だと伝えています。
写真:GACKT ITALIA
GACKTは27日に更新したブログで、「色んなことが書かれていた。酒のツマミには十分なほどネタが満載だった。大いに笑わせてもらった。色んな記事が次々と飛び出して、挙げ句の果てにはボクが海外に逃亡しただだの、ファウンダーがロシアに逃げただの。アホらしくていちいちコメントするのもウザいが、ボクは6年前から拠点を海外に移しすでに移住している。今更何言ってんだ?って話だ。そのうち突然、GACKT死亡とか流されそうだ」と伝えました。
続けて、「野田大臣との関係のことも散々色んな憶測で書かれていたが、なんでボクが『金融庁に圧力かけて!』と野田さんに頼むんだ?」との記事内容には「アハハハハハハッ!!!! アホらし」と。「世の中に溢れた記事は、それを書いた記者やライターの思惑や憶測だけを膨らませたものばかり。週刊誌やゴシップ記事を書き立てる、または関わってる人達の心に問いたい。『そんな人生で幸せか?』」と綴っていました。
写真:市況かぶ全力2階建
GACKTは疑惑に関した説明を一切していません。音楽関係者によると、「ここ数年、GACKTはこの“笑い飛ばす”という手口を覚えました。余裕があるように振る舞い『取るに足らない問題』のように思わせているのです」だそうです。
しかし、今回のスピンドル暴落で損をした被害者は多数存在しています。立ち上げメンバーの一人のGACKTには「なぜ暴落したのか?」、「自分は売り抜いたのか?」などの質問に答える義務が当然にあります。ネット上でも「肝心の部分は何も答えていない」、「笑って済む問題ではない」と批判のコメントが寄せられています。
サイバー犯罪対策課の捜査は現在も続いている状況です。GACKTは一刻も早く、説明をする責任を果たすべきです。
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