政府はアフガニスタンに残る邦人の国外退避に向け、自衛隊機を現地へ派遣する方針を固めたことが分かりました。早ければ23日夜にも自衛隊輸送機を派遣するようです。
恐るべしタリバン
イスラム原理主義勢力のタリバンがアフガニスタン政権を掌握し、世界中を騒がせています。各国が軍機で次々に脱出を手助けする中、日本は友好国の協力の元、在アフガン日本大使館職員らは退避に成功しました。
自衛隊派遣は?
18日開かれた記者会見で「政府としては、現地に在留する全ての邦人と連絡をとり、帰国支援を含め必要な支援を今後とも行っていきたい」と説明しておりましたが、ようやく自衛隊機を現地へ派遣する方針が明らかとなりました。
保護対象者は
自衛隊機で国外退避する人々は邦人だけではありません。国際機関に勤める邦人、在アフガン日本大使館や国際協力機構で働いていた現地スタッフとその家族。スタッフは大使館、JICAともそれぞれ数十人程度が現地に残っていると見られており、本人の希望を踏まえ対応するとのことです。
気になる退避先
中東のカタールとする方向で検討しているようです。先日、アフガンを脱出した日本大使館の邦人職員12人はアラブ首長国連邦のドバイに退避し、トルコのイスタンブールに臨時事務所を設置しています。
国民の反応
・遅いけど良く決断した!
・派遣には賛成。でも遅い様な気も
・邦人は全員、英国の軍用機で退避したと思っていたので、まだ残っている方がいることに驚き
・無事に一人も残さず任務を果たすよう祈ってます
・これは最高の政府判断だ
・G7で自国の軍隊を派遣していなかったのは日本だけで、やばいと思ったのでしょう
・自衛隊って本当に大変。本当に頭が下がる
残る邦人ならびに関係者が安全に速やかに退避できることを心より願います。
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