大雨の影響により、大規模な冠水が発生した千葉県いすみ市では、9日、床上浸水の被害に遭った住民が朝から片付けに追われていました。
被害に遭われた方は「この辺まで水が来たけど、もうこれ以上は駄目だと思って2階に上がってボートで助けてもらった」と当時の状況を伝えました。
記者の「片付けるのは大変ですね」という質問に対しては「あ~大変だわ。皆、捨てないといけない」と話しました。
こちらの住宅は、大雨の影響で1階が床上浸水し、水の高さが2メートルほどに達したといいます。
いすみ市によりますと、大雨の影響で床上浸水が12件、道路の通行止めが18件あり、けが人の情報は入っていないということです。
いすみ市は浸水の被害に遭った住民に対して、空いている市営住宅などの提供も考えているといいます。