夏の風物詩であるスイカ。
スイカは実は、常温保存が向いているフルーツだといわれており、冷やしすぎてしまうと、甘みが落ちてしまいおいしくなくなってしまうのです。
冷やすときも、8℃以下にならないように心がけることでおいしくいただけます。
夏になると自宅に絶対といっていいほどスイカがありますが、実はスイカは切った後、ラップをまいて保管しては絶対にいけないことが判明したのです!
カットしたスイカは、丸のままのスイカと比べるとどうしても鮮度が落ちるスピードが速くなってしまいます。
一般的には余ったスイカはラップをして冷蔵保存する家庭が多いと思いますが、実は専門家はスイカを切った後、ラップに包んで保管すると、細菌数が保管前よりも3000倍増加することを実験的に確認したと発表しました。
ラップに包んで冷蔵保管をする場合は、1週間でスイカの表面から黄色ブドウ球菌などの細菌が3千倍以上増加したといいます。
表面1cmを切り取った後でも、細菌数が580倍多かったこともわかっています。
実際、冷蔵保管していたスイカを食べてお腹をくだし、下痢などを訴える症状が多いこともわかっています。
2018年には、中国でラップで保管したスイカを食べた70代の高齢者の胃腸が壊死し、70cmほどの切り取ることもあった事例も公表されています。
では、適切なスイカの保管方法は何なのでしょうか?
専門家は、食べやすく切ったスイカを密閉容器に入れて保管をするようにアドバイスしています。
さらに、なるべく当日に食べたほうがいいそうです。
ニュースを確認したネチズンたちからは「普通にラップに巻いて保管してたのに…」「これからは容器に入れて冷蔵保存しよう」などと驚きの声があがっていました。
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