政府が来月1日に発足するデジタル庁の人事について、事務方トップの「デジタル監」に実業家の伊藤穰一氏を起用する方向で最終調整に入ったと報道されました。それに応じて、ツイッターでは「伊藤穰一氏」がトレンド入りし、批判が多数あがっています。
デジタル庁は国のデジタル改革を担う菅総理大臣の肝煎り(きもいり)の政策です。政府はその要のポストとなる事務方トップのデジタル監に多数のIT関連企業の起業に関わってきた伊藤氏を民間から起用する方向で最終調整しているというのです。
政府関係者は「国際的な知見や経験が期待されている」としています。
伊藤氏は2011年にアメリカのマサチューセッツ工科大学メディアラボの所長に日本人で初めて就任しましたが、少女への性的虐待などの罪で起訴された実業家から資金提供を受けていた問題で辞任しています。
さらに、ツイッターでは伊藤氏が小山田圭吾氏のはとこだという情報が出回り、さらなる波紋を呼んでいます。
政府は来月1日の発足に向けて慎重に調整を進める方針だといいます。
このニュースにツイッターユーザーは、
「性的虐待疑惑で起訴されたエプスタインから資金提供を受けていたことがわかりMITメディアラボ所長を辞任した人」
「五輪から何を学んだのか・・」
「少なくとも公的な立場に就ける人じゃないでしょう」
「後々問題を掘り返されないとよいですね」
「オリンピック人事も含め、身辺調査甘すぎません?」
「デジ庁絶対わざとだな…」
など批判が殺到しています。