叱られて泣いてしまった生徒に「その涙むかつく」と暴言を吐いた市立中の女性教諭を熊本市教育委員会は30日、精神的苦痛を与えたとして戒告の懲戒処分にしました。
教育委員会によると、女性教諭は自身が担任を務めるクラスの生徒3人に部活中の態度について叱ったところ、生徒1人が泣いてしまったのに対し、暴言を吐いたということです。
また、教育委員会は、2020年9月に顧問を務める野球部の補助役を務める部員に「使えない」などと暴言を吐いた市立中の男性教諭を戒告とし、2021年3月には、生徒の胸ぐらをつかんで体罰的な指導をしたとして市立小の男性教諭も戒告としています。