フリーアナウンサーの徳光和夫さんが24日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」で東京オリンピック開会式を振り返り、自身が感動したシーンを振り返っていました。
23日、ついに開幕した東京オリンピック。レスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さんは柔道五輪3連覇の野村忠宏さんと聖火がともるトーチを掲げ、国立競技場のピッチに入場。最終点火者にはテニス女子日本代表の大坂なおみ選手が起用されていました。
そんな聖火を繋ぐ場面で最も注目されたのが、V9巨人を支えたONコンビ、王貞治ソフトバンク球団会長と長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督に、長嶋さんの愛弟子である元ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜さんが登場した場面。
トーチキスを行ったのは長嶋さんは自由になる左手で火を受けると、松井さんに支えられながらゆっくりと歩み次のランナーにバトンを渡していました。
この放送を観ていた徳光さんは放送で「目に焼き付きましたのは、やっぱり、長嶋さんだな」と回想。
2020年の東京オリンピック開催が決定した際、80歳の誕生日を迎えていた長嶋さん。インタビュアーとして長嶋さんを直撃していた徳光さんは「今、何を一番したいですか?」と質問したところ、長嶋さんは「走りたい」と答えたそう。
すかさず「オリンピックで聖火ランナーをやりたいってことですか?」と聞くと、「フフッ」と笑い否定しなかったんだとか。
その上で長嶋さんの聖火ランナーを「僕は、ぼうだの涙でした。しかも王さんと一緒というのがうれしかった。松井もよくやってくれました」と感動に浸っていました。