優しさが全く見えない先生に叱られる幼児は、しゃがみこんだまま恐怖に震えるしかなかったのです…
過去、中国メディアのザ・ペーパーは、教室で2歳の幼稚園児を足で蹴る保育士のホウ・モウ(Huang Mou)の事件を報道しました。
中国の広州に住む匿名の女性は、幼稚園から帰ってきた2歳の娘の顔から傷を発見しました。
驚いて娘の全身を確認したお母さんは、顔だけではなく、全身に青いあざや傷だらけの娘の姿に言葉が出ませんでした。
お母さんは直ちに近くの病院を訪れ、医師によると、子供の傷は他人から受けたものにより生じたものだと診断しました。
そして先生を疑った母親は急いで警察に子供の幼稚園を申告しました。
警察は幼稚園の教室のCCTVを調べた結果、関連する証拠を見つけました。
CCTVの中には、担当幼稚園の先生が子供を叱っている姿がそのまま映っていたのです。
幼稚園の担任先生であるモウは昼寝の時間に静かに寝ない子供たちを教室の片方に連れて行きました。
そして、モウは子供の顔と体をたたき続けました。更に、靴を履いたまま子供の体のあちこちを踏んだり蹴ったりまでしました。
先生の突然の行動に怯える幼児たちはしゃがんだまま震えていました。
怖がっている子供の姿を見ても先生は動揺もせずに続けていました。
明らかな証拠を確保した警察はモウを緊急逮捕し、事件の経緯を調査しました。
警察の調査でモウは、「昼寝をしない子どもにウンザリした」と述べました。
メディアによると、モウは警察に拘禁された状態であり、捜査は現在進行中であることが分かりました。
一方、この事件と関連した写真が公開され、幼稚園への論議が起こりました。
事件の影響により、広州地域教育庁は幼稚園に全面休業処分を下したとのことです。