南国の果物、パイナップルのグルコシルセラミド(glucosylceramides)成分が、肌の保湿とアトピーの治療に効果的でることが明らかになりました。
これは「食べる化粧品」に通じるコンニャク、ジャガイモのようにパイナップルが肌の健康を助けるメズピエル(混合物という意味のmezclaと肌を意味するpielの合成語、スキンケアに良い原料)として機能するという意味です。
1日、マルオン技術研究所が、毛のないマウス32匹を用いて、グルコシルセラミドを含有したパイナップルエキス(PFEG)を4週間飼料として与えた後、肌の水分状態などに及ぼす影響を分析した結果、このようなことが明らかになったと報道しました。
この研究結果(グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスの経口投与が、アトピー性皮膚炎の動物モデルの肌のバリア機能を改善させる効果)は、海外メディアに紹介されました。
アトピー性皮膚炎は、肌のバリア機能が損傷した結果として現れる代表的な症状です。
研究チームは、論文で「アトピーのマウスにPFEG(パイナップルのグルコシルセラミド含む)が入った飼料を4週間与えたところ、皮膚のしわや皮膚の厚さの増加が抑制された」とし「これはPFEGが肌のバリア機能の強化に効果的であることを示唆している」と指摘しました。
肌のバリア機能が強化されると、肌の水分が保たれ、肌の保湿が改善され、肌がより健康になります。今回の研究でPFEG摂取後、破損した(マウスの)皮膚のセラミド含有量と構成が正常に近づきました。
研究チームは、論文で「PFEGの摂取が皮膚内の水分量の損失を最小化するなど肌の保湿改善に役立つということが、今回の研究の結論だ」と強調しました。
これに対してネチズンたちは「今すぐパイナップルを買いに行きます」「パイナップルはおいしい!」など、様々な反応を見せています。
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