他人に自分のセンスについてとやかく言われたくないものですよね。
しかし!自身のペットを「可愛く」しようとして、それが批判の的となっている飼い主がいます。
人工的に眉を描き、中国人の飼い主いわく「可愛く」した犬に、周囲からの批判が殺到しました。
イギリスのデイリー新聞にて取り上げられたこのニュース。飼い主は自身のゴールデンレトリバーを可愛くしたかったとして、染料で眉を描いたんだとか。
どこかの子供用アニメでみたことあるような眉毛…。
この某アニメのような極太眉に、飼い主によると、当初は道行く人たちにも興味を持たれたり、注目を浴びて嬉しかったそう。
現地(中国)のインタビューにも「通りすがりの人たちが不思議がって写真を撮っていった」などと、満足げに答えている様子がありました。
しかし、この犬の写真がネット上にて広がるや、これを見た人たちからは動物虐待を訴える声も。
「可愛くないし、笑えない」
「これは動物にたいする拷問だ!」
「センスとかって以前に、愛犬にこういうことってどうなの?」
などの辛らつなコメントが多く寄せられました。
特に批判の対象となったのが、眉を描くために使われた染料。人間用の染料を使用しており、これには動物には有害となりうる毒性化学物質が含まれています。
犬の頭皮を刺激し炎症を誘発する危険性だけでなく、万が一体内に摂取されてしまった際には内部火傷や中毒が起こる危険性も。
犬や猫が、よく自分たちの体を前足でこすったり、舐めたりしてますもんね…。
実際に、動物団体からは「絶対にペットなどには人用の染料を使わないように」との勧告が出されています。
愛犬に眉を描く飼い主も多いようですが、描くときは動物にも無害のもので!ということですね。
ネット上にも多くの眉毛犬の投稿がありますが、その多くは専用の染料を使っているようですね。
確かに、眉毛というのは、顔の表情をつくるうえで重要なパーツではあります。その角度ひとつで同じ顔が幸せそうだったり、情けなくなったり…。
それを考えたら、飼い主に悪気はないのだろうけど…。愛情か、虐待か。難しいところです。
しかし、今回のお手製感あふれる非対称な眉だと、いささか犬がかわいそうにも思えてきますが…