言語の違い
私たちが生きる地球上には沢山の国々があります。たくさんの国があるという事は、それだけ言語も多種あるという事です。私たち日本人は当然、母国語の日本語を聞いて見て話して育ってきました。それが日本で生きる当然のことだからです。テレビや雑誌、お店にある物、人との会話、全てが日本語です。しかし、いつも目にしているもの、耳にしているものがもし他の言語だったら…と考えた事はないでしょうか?
外国語と日本語の言い回しの違いや、ふと耳にした日本語の外国語訳など実に興味深いですよね。そんな翻訳にまつわる面白いエピソードがツイッターで話題になっていますので、ご紹介します。
初級会話の例文?
・ある人がドラゴンボールをフランス語吹き替えで見たそうで、「オッス、オラ悟空」が「ボンジュール、ジュマペルゴクー」などになっており、初級会話の教科書の例文みたいで違和感がすごかったそう
ネットの反応「ビジネスチャンスあるんじゃないかな。ドラゴンボールで学ぶ〇〇語初級会話とか…」「 私もフランス語圏のテレビでドラゴンボールを見た時に、 登場人物が指をぽきぽきならして、 さあて…。とかなんとか言うような場面で、 「アン、ドゥ…。」 と言ったのが衝撃的でしたわ~www バレエでも踊り出しそうだ~。」「Hを発音しないので、「カーメーアーメーアー!!」っすよw」
フランス版のドラゴンボールはどことなく上品でお洒落そうに聞こえてしまいますね。
イタリア人男性が…
・さっきズボンのチャックが開いているのに気付かず電車乗ってしまってた(やばいやつ)。 ただ、近くにいたイタリア人男性が気を利かせてGoogle翻訳したスマホを見せてこっそり知らせてくれてイケメンだった。 でも翻訳内容 が「きみの紙飛行機が自由に羽ばたいてる」だった
ネットの反応「確かにスペイン語でもチャックが開いてると小鳥が逃げちゃうよって言います(笑)」「日本では社会の窓が開いてますよ。でしょうか…今時言わないかしら…」
イタリア人男性の優しさが紳士的で素敵なのに加え、表現方法がおしゃれですね。
七面鳥
・鳥の七面鳥ってよォ…… 英語では「Turkey』」って言うんだが、これは「トルコの鳥」って意味になる。でもトルコ語では「hindi』」ていって「インドの鳥」って意味になるんだよォ~~~ しかもヒンディー語だと「peru」で「ペルーの鳥」になりやがってよォ~。なんでたらい回しにされてんだよォオオーーッ それって、納得いくかァ~~~、おい? オレはぜーんぜん納得いかねえ…… なめてんのかァーーーッ、このオレを!しかもペルーで使われてるケチュア語だと「turkia」で「トルコの鳥」に戻ってきてんじゃねェ~~~かッ!!
ネットの反応「面白いなって思ってもっと調べたら、七面鳥をアラビア語でGreek chicken(ギリシャの鳥)となり、ギリシャ語でFrench chicken(フランスの鳥)となり、フランス語でIndian chicken(インドの鳥)になるらしい。なんなんだ七面鳥お前」「でも七面鳥自体はトルコもインドもペルーも関係なくてアメリカ原産なんですよね笑」「七つの顔(面)がある鳥 って考えると日本語って便利だなと考えさせられました」
とても複雑で覚えるのが大変ですね。あまり日本は七面鳥を食べる機会がありませんが、そんな日本の名前が一番しっくりくるような気がします。
猫のふみふみ
・猫のふみふみあるじゃないですか。甘えてる時とか手頃な毛布揉みたくなった時の。あれ英語圏でビスケット作り(make biscuits)って言うらしく、あまりの言葉の可愛さに感動した。確かにビスケット生地をこねこねしているようだ!猫のビスケット作り!!かわいい!!!!!
ネットの反応「猫のふみふみ」は英語で「biscuit making」(ビスケット作り)と言えばいいことを知りました。チーターを通じて。 ※kneading([パンなどを]こねる)とも言うようです」
とっても可愛らしい表現ですね。想像しただけで顔がほころびます。
ホンモノ
・韓国語で激ヤバキモオタクのことを「혼모노」(ホンモノ)というらしく、由緒正しい日本文化が輸出されているのを感じる
ネットの反応「二枚目や 三枚目、餅 など ドラマや映画を見ている時に 様々な日本語が出てきてますよね」「知り合いのオッパに 「나미는 샤이니 혼모노(ナミはシャイニーのホンモノ)」 って言われるねんけど、韓国人曰く、ホンモノはオタクの上らしい。」「最近韓国で流行する日本語’本物(ほんもの/혼모노)’。意味は最近君の名はが韓国で封切りしたが一部のオタクが上映館でほかの人に迷惑をかける行為を非難するために使われている。それと別に、オタクそのままを指称することもある。前者の方の意味にほとんど使われている。」
日本の言葉をそのまま使っているのに、別のことを指すなんて面白い使われ方ですね。日本のものがとてもよく知られているんだなと感じますね。
日本語が…
・怪しい日本語のスパムが届くたび、「ああ、日本語が難しい言語でよかった…」と思う。
ネットの反応「翻訳サイトにかけたやつって一目でわかるのはいいですよね」「 (私、その感想にとても深く共感します!)」「アマゾンで買い物するときに、商品説明の日本語が変じゃないものを選んでいます。」
明らかに文章がおかしいメールが来たら注意しましょう。
世界は広い
いかがでしたか?国によってこれほど言葉の言い回しや使い方が大きく違っていて、とても面白いですよね。他の国の言語を理解するのは簡単なことではありませんが、このようなエピソードを見て、もっと知りたいと思った方もいるかもしれません。国際交流が増えてきている時代です。これを機に他の国の言葉を勉強してみてはいかがでしょう。