東京や大阪など、9都道府県に発令中の緊急事態宣言の期限を「31日から6月20日」に延長することが28日に決定。これを受け、社会学者の古市憲寿氏(36)が苦言を呈しました。
政府は宣言中、酒類を提供する飲食店には休業を要請。また、映画館や建物の床面積の合計が1000平方メートルを超える百貨店、ショッピングセンターといった大型商業施設なども休業するよう呼びかけていました。
再延長発表前、古市氏は緊急事態宣言中の休業について、自身のツイッターで言及。「なぜ劇場はよくて映画館はダメなのか。なぜ百貨店でデザイナーズブランドはよくてラグジュアリーブランドはダメなのか」と切り出し「そんなの都知事も、都議会議員も、感染症の専門家も、東京都の担当者も、絶対に説明できないでしょ」と投稿。
「説明できない理由で、堂々と権力を利用して営業を妨害する。もはや狂気」と、厳しい言葉を投げかけていました。
なぜ劇場はよくて映画館はダメなのか。なぜ百貨店でデザイナーズブランドはよくてラグジュアリーブランドはダメなのか。そんなの都知事も、都議会議員も、感染症の専門家も、東京都の担当者も、絶対に説明できないでしょ。説明できない理由で、堂々と権力を利用して営業妨害をする。もはや狂気。
ADVERTISEMENT — 古市憲寿 (@poe1985) May 22, 2021
再延長が決定した翌日、古市氏はテレビ朝日系「中居正広のニュースな会」に出演。
「そもそも思い出すと、今回の緊急事態宣言って、『ゴールデンウイークに向けて短期集中でやります』と。『短期集中だからお酒もちょっと我慢してください』『美術館とか映画館とか多分コロナ対策に関係ないけど、閉めちゃいます』っていう、すごい厳しい措置を取ったわけじゃないですか?」と切り出し…
「にもかかわらず、その厳しい措置ってのをこうやってダラダラダラダラと1カ月も2カ月も続けようってのは、ちょっと、もともとの言葉が嘘だったってことを、まず認めてほしいですよね」と、苦言を呈しました。