夏はイカの刺身やイカソーメンなどがおいしい季節ですね。
しかし、そんな中、気になるニュースが飛び込んできたので、ここからは衝撃映像を含めてご紹介いたします。
人の口の中で「イカの赤ちゃん」が孵化したという、とんでもないニュースが入ってきました。
なんと、海外在住の当時63歳の女性が、半熟のスルメイカを食べた後、口の中のあちこちに痛みが生じたので病院に行ったといいます。
そして、検査結果を医師から告げられたとこと、衝撃的な結果が・・・
何と女性の口内で、12匹のイカの赤ちゃんが孵化して発見されたというのです!
イカの赤ちゃんは口の上の部分、口の中の粘膜、頬、歯の間などで複数発見されたそうで、病院側はすぐに手術をして、発見されたイカを除去したといいます。
この患者は、イカの内臓や精〇嚢を食べてしまったことが、のちに明らかになっています。
スルメイカの刺身を食べている最中、女性は突如口の中に激しい痛みを感じたといいます。
医師の診察を受けると、彼女の舌や歯肉に白い針のような異物が12本も突き刺さっていたというので、とんでもない事実ですね。
また、除去して調べたところ、それはイカの精莢(せいきょう)という、内部に精子の詰まったカプセルだったといいます。
この一件はまとめられ、医学誌「Journal of Parasitology」に掲載されたとのことです。
またこのニュースは「Mirror」「The Sun」「Metro」など多数メディアに取り上げられ、各紙では「口の中で妊娠」などと書きたてているそう。
イカ好きの日本人としては、本当にそんなことがありうるのか気になるところですね。
ちなみに、過去にの同じような事件が起こったことがあるそうです。
そのうちの一つ、「日本口腔外科学会雑誌」に掲載された論文「生イカの精莢による口腔粘膜刺創の1例」を見てみると、白い精莢が舌や頬の肉に刺さった痛々しい写真や摘出された精莢の写真が掲載されています。
精莢は5~20mmほどの長さで、先端は矢じりのようになっていて簡単には抜けない構造になっているのですが、医師による治療でも、場合によっては周囲の組織ごと除去するようです。
つまり、怪我をした女性は口の中の組織にイカの精〇を注入された可能性はありますが、当然イカの卵がその場にあるはずもなく、受精も妊娠もありえないということですね。
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