沖縄の郷土料理「にんじんしりしり」
写真:www.nomiru.com
「にんじんしりしり」とは、沖縄の郷土料理で今でも多くの家庭でよく作られている料理です。人参がいっぱいある時の大量消費にもおすすめなので、多めに作っておいてお弁当や常備菜にも◎。主婦の方に大人気のおかずメニューのひとつとなっています!沖縄では、合わせる具材はツナと卵が一般的ですが、ポークや豚バラ肉を合わせてもおいしいです!今回は沖縄で作られている基本の作り方から、アレンジレシピをご紹介します。
にんじんしりしりの基本レシピ
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●材料(3人分)
・にんじん 1〜2本
・ツナ缶 1缶
・卵 1個
・顆粒だし 小1
・油 大2
・卵に入れる塩 少々
●作り方(10分)
1.にんじんはピーラーで皮をむき、スライサーでスライスします。
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にんじんを千切りにする時には、「しりしり器」と呼ばれるスライサーを使うのが、沖縄では一般的です。スライサーの種類にもいくつかあり、大きめにスライスするのか、細く小さめにスライスするのかによって使い分けます。食感や味のなじみ方も違ってきますよ。
2.フライパンにオリーブオイルを入れ火にかけます。にんじんを入れたら2〜3分ほどしんなりするまで炒めます。
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3.顆粒だしと軽く汁を切ったツナを加え、またさらに炒めます。
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4.溶き卵をまわしかけ、ざっと全体が混ざる程度に炒めたら完成です。
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アレンジレシピ5選
①ツナのにんじんしりしり
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卵とツナを加えた定番のにんじんしりしりレシピ。ツナのうまみがにんじんに絡んで絶品です。めんつゆを使った味付けで簡単♩炒め油にごま油を使い、さらにすりごまと炒りごまも加えて、ごまの栄養も上手に摂れます。これなら、小さなお子さんでも喜んで食べてくれそうですね。
②焼き鯖のにんじんしりしり
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ツナ缶の代わりに焼き塩サバをほぐして入れています。ほどよくサバの脂もあってくさみも少ないので、魚が苦手な人にもおすすめです。味付けは塩サバの塩気があるため、砂糖、酒、みりんと少し甘めになっています。にんじんが焦げないように気をつけてください。
③生姜のにんじんしりしり
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定番のレシピに、生姜ひとかけをプラス。香りも味もピリッとしたパンチのある味に仕上がります。フライパンを火にかける前に、ツナ缶のオイル、にんじん、生姜を入れるのがポイント。そして強火で一気に炒めていきます。あとからツナを入れ、卵をまわしかけて混ぜ合わせれば完成です。生姜で体も温まりますよ。
④しらたきも入れて!にんじんしりしり
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あく抜きしたしらたきを適当な大きさに切ります。先にシーチキンをフライパンで炒め、あとから千切りにしたにんじんとしらたきも入れて炒め合わせます。最後に、和風だしや醤油で味付けをしましょう。
⑤ちくわ入り♩にんじんしりしり
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子供に人気のちくわを加えて、見た目や食感に変化をつけてみましょう。丸い輪っかがかわいいにんじんしりしりの完成です。卵は最後にまわしかけるやり方なので、にんじんやちくわにからみついて、ふんわりした食感になります。具材全体にまとまりも出るので、お弁当にもおすすめです。