緊急事態宣言の延長は6月20日まで、が決定的というのが大方の見通し。緊急事態宣言が再び延長された場合の休業要請について、東京都は映画館や商業施設などにも要請を継続するかどうか政府との間で調整を続けていますが、これに対して社会学者の古市憲寿氏が過激発言を行いました!
東京都の1日あたりの感染者数は直近7日間平均で607人と、国の指標で最も深刻な「ステージ4」の基準を上回っています。東京都は、緊急事態宣言が延長された場合も「対策を大きく緩める状況にはない」として、酒を提供する飲食店などへの休業要請や酒を提供しない店への時短要請を継続する方針を示しました。
そんな小池知事の東京都は、宣言延長を前にして「緩和か続行か」を検討していると伝えられているのですが、「靴売り場は営業中でも隣の貴金属は休業している百貨店」「劇場は条件付きで開けてもいいが、映画館や美術館はダメ」といった、誰もが意味不明と感じる対応は変更されるのかが注目の的となっています。
こんな疑問などについて、27日放送のフジテレビ系ワイドショー「めざまし8」に出演した古市氏は、奇妙な光景が見られる百貨店について「昔〝ぜいたくは敵だ〟とか、戦争中の標語って、ボクらはそんなバカなこと絶対繰り返すわけないと思ってた。それが今、まさに目の前で起こっている」と現状を嘆き、「そういう〝頭がおかしいこと〟を東京都がやっているということを、都知事なり都議会議員なりは認識してもいいんじゃないかな」と言い放ったのでした。
あまりにも過激発言ともとれるが、古市氏は激怒する様子を見せていました。また、劇場はOKでも映画館、美術館はNGとの東京都の判断についても「日本でたぶん誰も説明できないと思う」と古市氏。
小池都知事は、6月末まで延長すべきとの独自の考え方を主張していますが、これも政府との違いを明確化したのは、やはり小池都知事が目立ちたいからなのでしょうか…