3月25日からスタートした東京五輪の聖火リレーで、鳥取県の聖火リレーランナーに抜擢されたお笑いタレント・イモトアヤコさんの辞退を巡って、鳥取県の虚偽説明があったとして、ネット上では大きな波紋を呼んでいるようです！
鳥取県では5月21・22日に聖火リレーが行われるのですが、1ヶ月前の4月22日に、県内で聖火リレーランナーを務める予定のイモトアヤコさんと、バルセロナ五輪の男子マラソン銀メダリスト・森下広一さんが参加を辞退することを発表していました。
イモトさんの聖火ランナー辞退を巡っては、鳥取県からの要請を受けて、参加を辞退してもらったと鳥取県が発表していたものの、実はこれが虚偽の説明だったことが明らかにされたのでした。その時の説明では、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況で、著名人が公道を走行することで観客が集まり、密状態になってしまうことを懸念し、鳥取県側が大会組織委員会を通じて「辞退いただけないか」と要請したとしていました。
これに対してイモトさんらそれぞれの事務所から、「県外在住の自分が、感染が拡大している状況で故郷に戻るのは遠慮したい」という趣旨の説明があり、聖火ランナーを辞退してもらったとしていました。しかし、鳥取県の平井伸治知事は5月20日の記者会見で、イモトさんが県内の東京五輪聖火リレーのランナーを辞退したことを巡り「県が辞退を求めた」としたのは虚偽だったと明らかにし、謝罪。
実際はイモトさん側から辞退の意向が示されたが、イモトさんの事務所の要望に応じて「説明を変えた」と述べたのでした。これら一連のニュースに対してネット上では「イモトが疑問に思わず納得してたら、それはそれでがっかり」「他責にしておきたい、という事務所の意向でしょうね。当の本人がどう思っていたのか、気になりますけど・・・」「イッテQで国内はいろいろ行くようになってるから、今さら聖火リレーだけ行かないと言い出したら感じ悪いので、県の都合ってことにしておいてくれって頼まれたのかな？」といった反応が寄せられていました。
聖火ランナーの辞退に至る理由がウソだと明らかにされたことで、これではイモトアヤコさんに対しても非難の声が上がる事態となっていますね。イモトアヤコさんが責められるような話ではないかと思いますが、県と事務所側でのやり取りなどが物議を醸す事態となってしまったことはとても残念だなと思いますね！